さん
ウッドデッキを作ってるんだけど、幕板の取り付け方がわからない。そもそも幕板って必要なのかな?
そうお悩みのあなたに、初心者なのにほぼ一人でウッドデッキをつくってしまった、ただのズボラ主婦のわたしが自分の経験をもとに解説していきます。
・幕板は必要なのか?
・取り外し可能にできないか?
・初心者でもできるか?
・なるべく簡単な方法がいい
こんな疑問を解決していきたいと思います。
何を隠そうわたしはズボラ!
なるべく定規などを使わずに済ませたいいきものです。
強力磁石を使った方法を紹介します!
わが家が使っているデッキ材はコチラ↓
幕板はこちら↓
ウッドデッキの幕板は必要か【人工木】
そもそも幕板って必要なんでしょうか?
結局は見た目の問題なので、結論からすると
「見た目が気にならない人には必要ない。」
そんな感じです。
だけど、わたしはウッドデッキの足もとの基礎から自分でDIY。
お見せできるようなシロモノではありません。
できることなら隠したい。
あとは、幕板には猫ちゃんとかの小動物の侵入を防ぐ役目もあるそうですよ。
幕板の必要性は、わが家の幕板BEFORE・AFTERをみていただけたら一目瞭然かもしれません。
どうぞ↓
絶対あったほうがいいですね。
庭全体の雰囲気が変わります。
ウッドデッキの幕板取り外し式にする?
でも幕板付けると物を落としたときとか下にもぐりこめなくない?
そうなんです。
わたしもずっと幕板を固定してしまうべきか悩んで、ウッドデッキが完成してから幕板を付けるまで半年以上(もしかしたらもっと)アレコレ考えていました。
「取り外しできる幕板を付けるにはかなりの技術が必要そうだし、もう普通に固定で取り付けちゃおう。」
やっと心を決めて必要な材料を調べ始めた矢先、子どもの友達が遊びに来てデッキの隙間からゲームソフトを落としてしまい…。
まだ幕板を付けてなかったので、横からアクセスして無事にとれたのですが
幕板を付けてしまっていたら、その隙間からゲームソフトを取るのはそうとう難しかったと思います。
その一件以来、
「やっぱり幕板は取り外しはできたほうがいい!」
と、いうことでもう一度悩みやっと強力磁石を使った初心者でもできる簡単な方法にたどり着くことができました。
ウッドデッキの幕板の構造【人工木・取り外し】
具体的な作り方を紹介する前に簡単に我が家のウッドデッキの幕板の構造を紹介しておきますね。
強力磁石付きのL字金具をウッドデッキにつけて
そこにステンレスプレートつきの幕板をくっつける。
ただそれだけの簡単構造です。
デッキ材と幕板の間には少し隙間(あとで写真で紹介します。)ができますが、あまり気にならない程度です。
気になる方は、L字金具をもう少し内側に付けるといいかもしれません。
色々調整しながらやってみてください。
わたしは当初できてしまった隙間にゴムを入れようかとも考えていました。
でも、出来上がってみると隙間はそんなに気にならなかったので、とりあえずはそのままです。
我が家の場合は、デッキ材に幕板を付ける形になりましたが、一般的には根太や束柱につけるようですよ↓
ウッドデッキの幕板の材料【人工木・取り外し】
まずは幕板を付けるときに必要な材料の紹介から。
・L字金具
・強力磁石
・ネジ(集合写真に入り忘れてしまいました。)
・ナット・ボルト
・ステンレスプレート
・幕板(人工木)
L字金具
ホームセンターでL字金具を買ってきました。
適当に選んだのですが、あとから購入した強力磁石とサイズがピッタリ!
錆びないように黒いのが欲しかったのですが、数が足りなかったので銀色のを購入して残っていたスプレーで塗装しました。
ピッタリサイズを探すときには、磁石をホームセンターに持参すると良いかもしれません。
強力磁石
はじめは百均の強力磁石を試してみたのですが、幕板が結構な重さがあるので支えきれず断念。
ネットでなにかいいものはないかと探していたら、こちらのアマゾンの商品にたどり着きました。
届いてみたら、磁石同士を引き離すのが困難なほど強力で、これなら幕板をバッチリ支えてくれそうです。
さて、L字金具と磁石をどうやってつけようかなー?間に板を挟まないとダメかなー?と思いつつあれこれやっていると…
なんと、L字金具の穴と磁石の穴がぴったりフィット!
これなら板を挟まなくても、ナットとボルトがだけで付けられそうです!
強力磁石は本当に強力なので、スマホなどの電子機器は近くに置かないなど、扱いには充分注意して下さいね!
ナット・ボルト・ワッシャー
自転車が好きで、ネジやボルトに詳しい夫にピッタリ合いそうなものをホームセンターで探してきてもらいました。
セットになっていたワッシャーは小さかったようなので、別途購入が必要でした。
ボルトはバラでひとつづ(写真なくてごめんなさい)。
どれがいいかわからない場合には、ホームセンターに磁石とL字金具をもっていくと一緒に選んでくれますよ。
初心者だから困ったときは店員さんに聞くことにしています。
ステンレスプレート
こちらは、ダイソーのステンレスプレート。(正式名称は【磁石用 ステンレス補助プレート】でした)
2個入って100円(税抜き)です。
売り場をウロウロ探し回って、店員さんはDIYのところにあるはずと教えてくれたのですが、実際にはキッチン売り場にありました。(店舗によって違うと思うので参考までに)
もともと粘着テープがついているのですが、このテープでは幕板を支えきれませんでした。
なので、はがして接着剤でつけています。
状況によってはそのまま使えることもあるかもしれないので、ためしてみたいかたはそのままのテープで使ってみてください。
幕板(人工木)
ウッドデッキと同じ素材の「リスタ」の幕板。
リニューアルに重なってしまったので、厳密にいうとウッドデッキとは色がちょっと違ってしまいました…。
厚さは薄めですが、結構重たいです。
ウッドデッキに幕板を付ける道具【人工木・取り外し】
続いては、使った道具のご紹介
・電動ドライバー
・電動ドリル
・ドライバー(集合写真に入り忘れてしまいました。)
・接着剤
電動ドリル
そのままではL字金具を固定するネジが入っていかなかったので、デッキ材に電動ドリルで下穴を開けました。
自宅にない場合にはホームセンターで借りられます。(2泊3日で200円程度)
ただし、先端部分は購入する必要があるので気を付けてくださいね。
電動ドライバー
L字金具をウッドデッキに取り付ける時に使います。
こちらもホームセンターで借りられます。(2泊3日で200円程度)
ドライバー
電動ドリルで開けた穴では足りなかったので、細めのドライバーで下穴をもう少し広げました。
あとは、ネジを最初から電動ドライバーでねじ込むのは初心者のわたしには難しかったです。
はじめの方は手動のドライバーである程度ねじ込むことで、その後電動ドライバーでも安定して締めることができました。
接着剤
幕板にステンレスプレートをくっつけるときに使いました。
はじめはプレートにもともとついている両面テープをつかってみたのですが駄目。
その後、自宅に余っていた屋外でも使える強力両面テープを使用してみたのですが、駄目。
だったので、同じく自宅に余っていた接着剤で付けました。
【防水・金属に使える・木材に使える】
のがポイントです。
ウッドデッキの幕板の貼り方【人工木・取り外し】
それでは、幕板のはりかたを見ていきましょう。
L字金具に磁石を装着する
↓
L字金具をデッキ本体につける
↓
ステンレスプレートを幕板につける
L字金具に磁石を装着する
奇跡的にピッタリサイズだったL字金具と磁石を合体させていきましょう。
・L字金具
・強力磁石
・ボルト・ナット・ワッシャー
を準備して、順番に取り付けていきますよ!
とりあえず強力磁石が6個入りだったので、6セット作って完成。
L字金具をウッドデッキに取り付ける
デッキにマステでL字金具の場所の印をつける
L字金具を付ける場所をだいたい均等に決めて、マスキングテープで目印を付けます。
このとき横と上から見えるようにはると、わかりやすいです。
現在のところ1800mmの幕板も3本のL字金具で支えてくれてます。
もう少し様子を見て、支えきれなかったり不安定だったら足すことも考えてます。
【追記】3本では足りずずれてしまったので、本数を増やしてみる予定です。(また報告します)
下穴をあける
マステのところにL字金具をあてて金具の穴のところに電動ドリルで下穴をあけます。
この時、L字金具はちょうど角のところとデッキの端を合わせてセットしました。
とにかく床下での作業は覗き込まなくてはならないうえに、暗くてちゃんと見えなくてやりにくい…。
ライトつかえばー?
あとは、状況に合わせてお好みの方法でやってくださいね。
わたしの場合には、電動ドリルの穴がネジに対して小さすぎたので、細めの手動のドライバーで穴をぐりぐり広げました。
L字金具をつける
広げた穴に、ネジを差し込んで仮で少し回しておくと(手か、手動のドライバーで)デッキ材に刺さってくれて安定するので、初心者でもやりやすかったです。
なにしろ上方向にネジ込まなくてはいけないので、のぞき込む姿勢とかほんとに大変です。
安定して刺さってくれているネジの残りを電動ドライバーで締めこんでL字金具の装着が完了です。
わたしの場合、計算ミス&ズボラなのでデッキ材より少し長めのネジを使ってしまったため、最後までしっかりねじ込むとこんな感じで、デッキ材が盛り上がってしまい…↓
なので、あえてすこし手前くらいでやめることにしました。
手前でやめてしまうとL字金具が少しぐらつくのですが、あとあとの磁石との帳尻合わせには遊びがあるくらいがちょうどよかったです。
これで、幕板をつける土台が完成しました。
ステンレスプレートを幕板につける
ステンレスプレートを付ける印を幕板につける
最初につけたマステにそって幕板にも印をつけていきます。
もちろん物差しを使って測ってもいいです。
わたしはズボラなので、こうやってドライバーを物差し代わりにして…。
やりました。
(あとからちょっとアンバランスになるので、この時にもうすこし磁石の中心に合わせて測ればよかったと思ってます。端っこじゃさすがの強力磁石もくっつく力が弱いみたいで。)
貼る場所をきれいに拭く
接着剤がつきやすいように、幕板の汚れをウェットティッシュでふきとります。
乾くのを待ったら、接着剤をつけて貼っていきましょう。
接着剤でつける
接着剤の説明書通りに接着剤をステンレスプレートに塗っていきます。
そして、ペタリと幕板にはるだけ。
カンタン!
説明書には数分から数時間で使えるようなことが書いてありましたが、念のため次の日まで放置。
完成
次の日、幕板をくっつけてみました!
室内からみるとこんな感じ↓
ずり落ちる事もなく完成です。
ただ、ちょっとズボラで、定規ではなくドライバーで測ったステンレスプレートの位置がイマイチだったようなので、ちょっとアンバランス…。
もう1枚足してみることに。
右側が下がってしまいアンバランスだった幕板がまっすぐになりました!
ついに完成です。
あとは、強風やその他使用上の耐久性などもチェックしていくだけ。
また、ご報告できればとおもいます。
【追記】
磁石の数が足りなかったみたいで、ずり落ちてしまいました。もう少し足す予定です。(またここで報告します)
ウッドデッキの幕板は取り外し可能にしよう【まとめ】
初心者の主婦でもウッドデッキの幕板を、取り外し可能で取り付けることができました!
プロの方から見たら、なんじゃこりゃの完成図かもしれませんが、わたしとしては大満足です。
わたしの場合は行き当たりばったりDIYなので、結果幕板をつけるのが最後になってしまいました。
もっと計画的にできるならデッキ材を貼る前にL字金具を取り付けてしまっておくと床下を覗き込まなくてもすむので、楽かもしれません。
とはいえ、その場その場で決めていくスタイルのDIYがむいてるわたしは、どちらにしてもあとから実際に完成した様子を見ながらやりたいと思ってしまいそう。
わたしの行き当たりばったりDIYのアイディアがあなたの役に立っていたら嬉しいです。
ちなみに写真に載っている踏み台はこちらの商品です。(色味が少し違いますが、あまり気になりません)↓
くれぐれも慣れない工具の扱いには注意して、ケガのないように楽しみましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。