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【初心者は注意!】犬と暮らすなら知らなきゃ損しちゃう4つのこと

犬のこと

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これからワンちゃんを迎えようかな?と思っている方にむけて、元動物看護師であるわたしからどうしても伝えておきたいことがあります。

1日数十匹、のべ数千匹もの犬や猫と触れ合ってきたわたしでも、実際に犬との暮らしが始まると戸惑うこともありました。

ある程度犬についての知識があっても戸惑ったのだから、きっと初めて犬を飼う人はもっと戸惑うんだろうな。

それがわたしの率直な感想です。

なので、今回は

犬を迎えるうえでこれだけは知っておくと便利!!

ということをご紹介したいと思います。

あなたとあなたの相棒との新しい生活が想い描いた通りの素敵なものになりますように…。

なんで信頼関係重視なの?【初めて犬を飼う】

4つのポイントを紹介する前にお伝えしたいことがあります。ぜひ聞いてください。

犬を迎える方は、すでにしつけのことなどを勉強しているかもしれませんね。

その中で、よく「信頼関係重視」って言われます。

そして、

「ふむふむ、そうだね、信頼関係重視だよね。」

って当たり前のように納得できます。

でもいったい信頼関係が良くなるとなにがいいんでしょう?

その理由をもう少し踏み込んで考えてみると、今後の愛犬との生活に役立つかもしれません。

わたし個人的には犬をかわいがり、褒めて信頼関係を築くことにより

・愛犬が飼い主の言うことを聞きやすい
・愛犬がリラックスできる

という部分にポイントがあると思っています。

もしもあなたが働いているのであれば、好きな上司・嫌な上司を思い浮かべてみて下さい。

きっと、あなたのことを可愛がって信頼してくれている上司の言うことであれば素直に聞けるし、普段から怒ってばかりの上司の言うことはなるべく聞きたくないのではないでしょうか?

親子の関係にも似たようなことがあるかもしれませんね。

わたしはワンちゃんとの関係も同じだと思っています。

自分の信頼する飼い主が「やめなさい」ていうからやめるし、自分の大好きな飼い主から「えらいね」って褒められると嬉しくなるのだと思うのです。

なので、いろいろなしつけを始める前に、愛犬から

「この人から褒められたら嬉しい」

と感じてもらえる飼い主を目指してみてくださいね。

それだけで、しつけがグッとしやすくなったりもします!

怒ってばっかの人から褒められてもうれしくないもんなー。

愛犬の理想の上司(もしくは親)を目指そう!

【補足】
犬を正しくしかるには絶対的なタイミングと絶妙な強さが必要です。
中途半端な気持ちやテクニックでは絶対にうまくいきません。

それどころか犬に伝わらない「しかるしつけ」は咬む・吠えるなどの問題行動につながります。

「たたく・マズルをつかむ・強くしかる」などはうまくいかないことが多いのでおすすめしません!!

この記事を読んでくれているあなたにはぜひ褒めるしつけを採用していただきたいです!

知っておくべきこと4選【初めて犬を飼う】

わたしが一番にどうしてもお伝えしたかったのは、先ほどお伝えした「信頼関係」です。

これはすべての犬と飼い主の基本になります。

でも「信頼関係」以外にも知っておくと便利なことはまだまだあります。

ここからは他にも、これから犬との暮らしが始まる人には知っておいて欲しい

・最初の一年が過ぎれば落ち着く
・犬を疲れさせる
・かわいがるけど主導権は握る
・しつけは愛犬の特性に合わせたものを

の4つのことを紹介していきます。

①最初の一年が過ぎれば落ち着く

初めてワンちゃんを迎える方は、仔犬から迎える場合も多いかと思います。

わちゃわちゃしている仔犬は見ているだけで癒されますよね。

でも、実際家に連れて帰ると…

こんなはずじゃなかった……

と強く思う事もあるかもしれません。

もしかしたら、今すでにそういった状況で悩んでいる方もいるかもしれませんね。

正直言うとわたしもそうでした。

子どもの頃に実家で犬を飼っていて

動物病院で毎日犬と触れ合ったことがあって

③2年以上も悩んでやっと迎えた仔犬

だったにも関わらず、迎えてから不安がなかったと言えばウソになります。

逆に最初の数か月は不安のかたまりでした。

だから、あなたが初めてワンちゃんを迎えていて、悩んでしまっているのなら仕方のないことなんです。

落ち込まないで!

それくらいワンちゃんを迎えるのは大変なことなんです。

だけど、

安心してください。

最初の1年を大事に大事に愛情かけて過ごせば、あとはかなり楽になります。

わたしも犬を何匹も飼った事のある知り合いから言われた

「1歳になると急に落ち着いちゃうから。」

という言葉を励みに、なんとかやり過ごしていました。

そして実際に、1歳になるとかなり落ち着きました。

そしてそして2歳になった今ではほとんど困りごとはありません。

最初の1年がすべての鍵をにぎるといっても過言ではない!!

思い返せば、動物病院で出会うワンちゃん達も、1歳の頃なんてみんなバタバタしていて落ち着きがなかったように思います。

だけど、3歳くらいの子は個体差はあれど、子犬の頃のようなわちゃわちゃ感はなくなっています。

なので、あなたも

愛犬が1歳になるまで希望を捨てずになんとかやり過ごしてみてください。

きっと1歳を過ぎたころからスーッと落ち着いてきて、もっと頑張れると思います。

ただ、犬種や性格などによって3歳になったけどまだまだ落ち着かない…という子も時々いるので個体差はあるのですが…。

それでもやっぱり、子犬のころに比べたら多少は落ち着いていると思います。

人間の子育てと一緒で小さいうちは何かと大変なのが当たり前なんですね。

②犬を疲れさせる

犬を疲れさせるというとなんだかちょっと聞こえが悪いかもしれませんが、室内飼いがメインになった現在は、わんちゃんの運動量が足りないことによりさまざまなトラブル(主にいたずら)を巻き起こしてしまうのです。

1歳で落ち着くっていうけど、それまでが長い!!
家でのいたずらがすごすぎて、ちょっとキツイ!!

なんて時にはわんちゃんをたくさん運動させてあげてみてください。

きっと精神的にも体力的にも満たされて、いたずらなんてする気にもならず眠ってしまうと思います。

昔なにかで

「疲れた犬は良い犬だ」(海外のどなたかの言葉)

という言葉を聞いたことがあります。

たくさん運動して疲れて満たされた犬は、いい子にできるってことなんでしょうね。

とにかく何か困ったことがおきたらまずは運動不足を疑って、たくさん運動させてあげましょう。

エイコさん
エイコさん

たくさんっていわれても…だいたいどのくらい?

そうですね。これは犬種やその個体によって差があるので一概には言えないのですが、わが家の場合(中型犬・20㎏)は朝1時間たっぷり歩くことで、あとは大人しくしてくれています。

あと、余裕のある週末には

海に行ったり
山に行ったり

することもあります。

こんな風にいつもと違う場所に行ったりたくさん運動すると、次の日も疲れてほとんど寝ていることもあるほどです。

わが家の愛犬ビーちゃんは足を痛めたことから、ドッグランには最近行けてません。

ですが、犬種によっては散歩だけでは足りなくてドッグランで思いっきり走らせないと…という子もいるみたいです。

あとは人間と一緒に仕事をしているような犬種(おもにボーダーコリーのような牧羊)は、人間からの指示に応えるのが楽しくて仕方がないこともあります。

あなたの愛犬が何かしらの仕事をしてきたような犬種であれば、ちょっと頭をつかうような遊び(とってこいやフリスビーなど)で、脳みそを使って本能を満たしてあげるのもおすすめですよ。

とにもかくにも、わんちゃんはたくさん運動が必要で、そこが満たされるだけでもかなり違うということです。

なにか犬との暮らしで

・いたずらがすごくて困る
・留守番ができない
・夜泣きする

なんていう困ったことがでてきたらきまずは運動不足を疑ってみてください。

とりあえずたっぷり運動させて、疲れさせてあげることで落ち着くこともありますよ。

③かわいがるけど主導権は握る

むかしは犬をしつける際に、

・マズル(口元)をつかむ
・たたく
・驚かす

なども見られたようです。

ですが、冒頭でも少しお伝えしたように、これらのしつけは問題行動につながることがあるのでおすすめできません。

対して褒めるしつけは、どんな飼い主(怒るのが苦手・下手)にもどんな犬種(怖がりさん)にも対応できるので、失敗が少ないのです。

でも、ただ褒めていればいいというわけではないのが、厄介なところで…

エイコさん
エイコさん

え!?そうなの?かわいがって褒めてればいいんじゃないの?

かわいがって褒めるのは大前提です。でもワンちゃんとの良好な関係を築くためには、もう一つ大事なポイントがあるのです。

それは

主導権は飼い主が握ること

エイコさん
エイコさん

主導権を握るって…どうやって?

かわいがられて、褒められて、ご飯を催促すれば食べられて、散歩に行きたいと言えば応えてくれる。

一見理想なようにも見えますが、これでは愛犬の勘違いがはじまり、多少なりともわがままになることもあるのです。

エイコさん
エイコさん

たしかに、なんでも愛犬のいう事を聞いてあげちゃうと、勘違いしちゃいそう…

なので、かわいがりながらも

・ご飯のタイミング
・散歩のタイミング
・遊びのタイミング

は、全て飼い主が主導権を握るようにすると良いですよ。

そうすることによって、信頼関係を築きながらも、上下関係のようなものを自然と作り上げることができるのです。

力で抑えなくても、主導権は握れます!

海外のカリスマドッグトレーナーと言われている、シーザーミランという方の本には、

犬の大多数は、リーダーに向いてないことが多く、どちらかいうとリーダーに従いたいと思っている

と、書いてありました。

飼い主が頼りがいのあるリーダーにならないせいで、リーダーの適正がない犬が無理やりリーダーを務めようとがんばるから色々なトラブルが生まれるのだ!

とも。

飼い主が主導権をにぎってあげることで、愛犬も安心して暮らせるのでしょうね。

主導権を握る詳しいやり方は
【犬のしつけ】こまかくしつけをしたくないなら4つのポイントをおさえて主導権を握っちゃおう
で解説してますので、気になる方は見てみて下さい。

④しつけは愛犬の特性に合わせたものを

いろいろなしつけを勉強するなかで、ドッグトレーナーさんの動画や本でワンちゃんがコマンドに合わせてかっこよく動くしつけの理想の形をたくさん目にすることでしょう。

「愛犬にもこんな風になって欲しい」

って憧れちゃいますよね?

でも、ここで注意してもらいたいのが

犬種によってさまざまな特性がある

ということ。

すべてのワンちゃんが同じような動きをマネできるか?と、いうとそうでもないこともあるのです。

チワワとゴールデンほどの体格差がある動物が同じ「イヌ」なんですから驚きですよね。

それぞれの犬種に特性があって当たり前なんです。

そのうえ同じ犬種であっても、活発だったり、怖がりだったりと性格に違いもあるのです。

アメリカのイヌ科学について書いてる本によると、クローンですらその性格が違う事もあるのだとか。

で、何を言いたいかというと…

トレーナーさんが動画で見せているような動きを、あなたの愛犬ができないからって落ち込む必要はないということ。

もちろんトレーナーさんのやるようなしつけは、カッコいいですし、できるのであれば取り入れたいところです。

でも、もしも愛犬があまりやる気を見せてくれないのであれば、無理をさせてまでやることではないような気もしています。

もちろん飼い主や愛犬自身、その他周りの方に迷惑になるようなこと(噛みつき・ひっぱりなど)は、頑張ってしつけをするべきこともありますが…。

例えば…ワンちゃんがピッタリと飼い主の横について歩く「ヒール」というしつけ。愛犬ができるととてもかっこいいです。

でも、もしも愛犬がそのしつけをなかなか覚えてくれないのであれば

✓ひっぱらずに歩ける
✓リードを引けば止まる
✓飼い主が止まれば止まる

ということができれば、とりあえずオーケーではないか?とも思うのです。

あと、トレーナーさんのしつけ動画によく登場するボーダーコリーやラブラドールは人間の指示を聞くのが楽しくて仕方がない犬種です。

そんなワンちゃんの動きを、全ての犬種に求めるのは、けっこう過酷ではないかと思うのです。

日本人がアフリカの人のようなリズム感を求められ「踊ってみろ。」と言われているようなものではないかと個人的には感じています。

なので、トレーナーさんの動画に登場するワンちゃんの完璧な動きにこだわりすぎず、あなたの愛犬のいいところをたくさん見付けてあげてください。

そして、その子にあったしつけ方法(褒める・おやつを使うしつけが初心者にはおすすめ)を取り入れてあげてくださいね。

日本人は日本人のできる範囲で踊りを楽しめばいいんだと思うのです。

動画を参考にするなら、おやつを上手に使って褒めるしつけをすすめているトレーナーさんがおすすめです。あとは、自分の飼い犬で見本を見せるのではなく、実際に困っている飼い主さんの愛犬を使った見本を見せてくれる方のほうがより参考になりますよ。

こうした犬種の特性やしつけについてもっと知りたい方は

【犬のしつけ・コツや注意点・飼い主の気持ち】心がおれる前に読んで欲しい

を読んでみてくださいね。

なにか新しいしつけを取り入れるべきか悩んだら…そのしつけができないと困るのか?を指標にするといいですよ。

例えば、横断歩道でお座りして止まらないと困るか?

お座りしなくても困らないけど、危ない時に止まってくれないと困る

お座りはしなくてもいいけど、飼い主が止まった時に愛犬も止まってくれたらオーケー

ってなイメージです。

【まとめ】犬との理想の暮らしは最初の一年がキモ!

これから犬との暮らしが始まる人、もしくはすでに始まっている人にむけて、絶対知っておいて欲しい4つのポイント

・最初の一年が過ぎれば落ち着く
・犬を疲れさせる
・かわいがるけど主導権は握る
・しつけは愛犬の特性に合わせたものを

について解説してきました。

誰もが犬との理想的な暮らしを想像して、ワンちゃんを迎えるのだと思います。

それなのに、いざ家に連れて帰ってみるとそんな理想とかけ離れていて挫折しそうになったりもするのです。(子犬の場合は特に…)

多くの犬と関わってきたわたしでも、はじめは本当に戸惑いました。

だけど、そこで諦めてしまうと犬との理想の暮らしは遠のいてしまいます。

なので、この先の愛犬との暮らしが充実するように、特に最初の1年はなんとか、気合を入れて・覚悟を決めて愛犬と向き合って欲しいです。もし困っていることがあるならば、諦めずにさまざまな方法を試してみてください。きっと合う方法が見つかるはずです。)

はじめに愛犬にいろいろなルールを理解してもらうことができれば、その先の暮らしはずっと快適なものになってくれますよ。

諦めずに向き合った人には理想の暮らしが待っています

短いようで、長い1年間
長いようで、短い1年間

せっかく出会えた、あなたと愛犬の生活がより豊かなものになるよう、応援しています。

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