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【単管パイプとダクターチャンネル】犬も喜ぶ人工木ウッドデッキの作り方③-デッキ材の固定編-

【単管パイプとダクターチャンネル】人工木ウッドデッキの作り方③-デッキ材の固定編- 犬のこと

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DIY初心者主婦のわたしが、ほぼひとりで人工木ウッドデッキを作りました。

その詳細を紹介しています。

ここまで

準備と基礎について解説してきました↓

そして、ついに今回はデッキウッドをつくるうえで一番楽しくて魅力的なデッキ材を固定する作業がはじまります。

はやる気持ちをおさえて、しっかり確認して最後まで気を抜き過ぎずにいきましょう。

・電動工具の使い方がわからない
・詳しい流れが知りたい
・どんな太さのネジで締めてる?
・実際のウッドデッキの細かい部分がしりたい

このあたりもあわせて解説していきますね。

特にネジの太さに関しては苦戦しました。

ホームセンターの人に聞いてみてもハッキリわからず、プロが通うお店を紹介してもらって聞いたけどわからず・・・。

ネジもダクターチャネル(金属製の根太ねだ)には使えるかわからない・・・と。

DIYってとりあえず試しにいろいろやってみるしかない部分もあって…。

とホームセンターのお姉さんにも言われてしまいました。

それならとりえずやってみるしかないか!

そんな感じでわからないことだらけのチャレンジでしたが、試行錯誤のすえうまくいったので紹介しますね。

エイコさん
エイコさん

初心者なんだけど大丈夫かな?

何を隠そうわたしも今回電動ドリルを使うのは初めてでした!

安全面に気を付けてぜひチャレンジしてみましょう!

わが家が使っているのはこちらのデッキ材です↓

ウッドデッキ材を設置するために必要な道具・材料

ウッドデッキ材を基礎に設置する際に使用した道具や材料はこんな感じです↓

【必要な道具】
①電動ドリル
②電動ドライバー

【必要な材料】
①スタートクリップ
②クリップ(デッキ材を固定)
③ネジ
④デッキ材

実際にデッキ材を固定する前に、必要な道具や材料を揃えておきましょう。

わたしは現場で合わせていくタイプなので、ちょうどいいネジがみつからずかなり苦戦しました。

そのあたりも解説していきます。

ひとつずつくわしく見ていきましょう。

必要な工具2点

まずは必要な工具2点

①電動ドリル
②電動ドライバー

について。

DIY超初心者の方に説明しておくと、実は電動ドリルと電動ドライバーは先端を取り外して変えることができるので、1台で2役してくれます。

エイコさん
エイコさん

じゃぁ、なんであえて別々に紹介するの?

それは

・電動ドリルは比較的パワーが必要
・作業の効率上いちいち付け替えるのが面倒

という理由で、わが家は電動ドリルはパワーのある新しめのものをレンタルしてみました。

そういったことも合わせてご紹介しておこうと思ったからです。

わが家にあるやつは年季が入っているので、そこまでパワーがありませんでした。

まずは、そんな道具たちから見ていきましょう。

①電動ドリル

我が家には古い型の電動ドライバーしかなく、試しに先端をドリルに変えて使ってみたのですが、全く使い物にならなかったので、ホームセンターでレンタルすることにしました。

近所の『ケイヨーデーツー』で、2泊3日200円

近所にはカインズホームやホームズなどもあるのですが、どこも同じようなお値段でした。

うちは屋外にも使えるコンセントをつけてあったり、室内のコンセントも届く場所だったので、よりパワーがあると思われるコード付きをの電動ドリルをレンタルすることに。

コンセントがない場合にはコードレスタイプでもいけるのではないかな?と思います。(レンタルしてくれる工具の古さにもよりますが。)

特に予約などはなく、当日あったら借りられるというシンプルなシステムでした。

のちほど詳しくお伝えしますが、デッキ材の固定には3mmのネジを使いますので、ドリルの刃はネジよりひとまわりくらい小さなものを選ぶといいですよ。

(本体はレンタルですが、先端は自分で購入する必要があります。)

ただその判断が実際にやってみないと難しく、

・下穴が大きすぎるとネジが緩くて締まらないし
小さすぎるとネジが入っていってくれません。

ネジに対して大きすぎず、小さすぎない絶妙なサイズを探します。

ホームセンターの人が

2.8mmかな?でも2.5mmでもいけるかも。

と教えてくれたのでドリルの刃は2.5mmと念のため2.8mmも購入しておきました。

結果的には2.5mmで充分でした。

ドリルの先端は2.5mm(または2.8mm)でO.K

②電動ドライバー

こちらはもともと家にあるものを。

ドリルで穴をあけるほどのパワーなかったのですが、ドライバーとしてはまだまだ使えたので、レンタルしたドリルと一緒にたくさん働いてくれて大助かりでした。

ドリルで穴を開けて→ドライバーでネジを固定→ドリルで穴を開けて→ドライバーで…

の作業を繰り返すので、いちいち先端を取り換える必要がなく、快適でした。

可能なら、ドリルとドライバーをひとつずつ用意できると初心者でも快適です

必要な材料4点

ここでは必要な材料

①スタートクリップ
②クリップ
③ネジ
④デッキ材

について見ていきましょう。

特にネジ探しには苦労したので、同じようにこれからデッキをDIYしたい方は必見です。

一般的にデッキ材と基礎を固定するには、デッキ材の上から基礎に直接ネジで固定するため、出来上がりはネジが丸見えになってしまうことが多いです。

またデッキの幅を均等にするために、木材を間にかませたりする必要があるのです…。

きれいにやらないと、出来上がりの見た目に大きな影響が…

等間隔でキチっとネジを打ち込んだりする自信がなかったというのが、わたしがなかなかウッドデッキのDIYに踏み込めなかった理由でもあります。

でも、ウッドデッキについて色々調べているうちに、人工木のデッキ材であれば専用の器具があり、ネジが丸見えにならないことが分かりました!

そしてわたしがデッキ材を設置するために購入したのが、リスタというところのクリップセットというものです。

クリップを使えば勝手にデッキ同士の間隔がとれるし、ネジ山が表面に出ないので初心者でもごまかしながらきれいに仕上がります。

中身はこんな感じです↓

付属のネジは木ネジだったため、今回のダクターチャネルには使えず、別途購入する必要があるので、ご注意を。

では、ひとつずつ見ていきましょう。

①スタートクリップ

デッキ材を張る時に一番最初につかうクリップです。

コの字型になっていて、デッキ材の側面をはさんで固定してくれます。

②クリップ

デッキ材の側面にある溝に差し込んで使うことが出来て便利です。

①デッキ同士の間隔をあける
②根太(ダクターチャネル)に固定する

これひとつでできちゃいます。

AタイプとBタイプがあるのですが、Bタイプは横からネジでデッキ自体と固定することができます。

デッキが基礎からスライドしてずれてしまうのを防いでくれますよ。

でも結局わたしは初心者で横からネジを入れるのが難しかったことと、ズボラーなのでとくに横からのネジはやらなかったです。

少しずれているかな?とおもう箇所もなくはないですがほとんど気にならず家族も気づいていないようなのでとりあえずはこのまま様子をみるつもりです。

(実はその後1年経過するとちょっとずつズレて、間隔がせまくなっているところも出てきてしまいました。家族は多分気づいてないですが、できれば横からネジを打っておいた方が安心です。)

Bタイプのクリップも大量に余ってしまうので、Aタイプと同じように普通のクリップとしても使うことになりました。

③ネジ

実はこのネジを選ぶ作業が今回のウッドデッキ最大の悩みでした。

ダクターチャネルが結構頑丈な素材でできているため、そこに使えるネジを探すというのが難関だったのです。

そもそもダクターチャネルは厚い金属でできているため、ネジを使うときにはまず下穴をあけなくてはいけません。

初心者のわたしが、正確な位置に下穴を開けられるのか?不安がありました。

定規でまっすぐ線を引くことすら苦手なのです…

何かないかなぁ?と、調べていくとドリルビスというものを発見しました!

ネジの先端がドリルのようになっていて、これを使うと事前に下穴をあけることなく簡単にねじ止めできるそうなのです!

やったぁ!と思って探してみたのですが、今回のクリップと相性の良いサイズのドリルビスを見つけられなくて・・・。

クリップの穴は結構小さくて、そこに入る細さ・長さのドリルビスを探さなくてはなりませんでした。

ホームセンターの人には

そういう長さのドリルビスはありません。

といわれてしまい、近所の詳しい人から教えてもらったプロの人が行くお店にも行ってみたのですがやはり

これに使えるドリルビスはありません。

と言われてしまい途方にくれました。

わたしのウッドデッキ計画、やっぱり無謀だったのか・・・。

でも材料も買ってしまったし、このまま終わるわけにはいきません。

なので、結局ホームセンターの人が教えてくれた下穴を開けるやり方で試してみることに。

不安はあるけどやるっきゃない!

でもホームセンターの人も絶対できるという確信はなかったようで

DIYってやってみなくちゃわからない部分が多くて・・・。

と申し訳なさそうにアドバイスしてくれました。

で、結局無事にたどり着いたのがこちらのネジです(YAHATA さらタッピング)↓

薄鉄板・木材用でも大丈夫でした

結果的にドリルビスではない通常のネジを使っても下穴を開ければダクターチャネルに設置することが出来ました。

わたしの失敗がだれかの役に立ちますように・・・。

初心者でも成功しました!

デッキ材

わが家はリスタというところのレジンウッドというものを使用しました。

サンプルも取り寄せられるので、気になる方はチェックしてみてください。

レジンウッドはリスタのデッキ材の中で一番安い物でしたが、色も質感も気に入っています。

ちなみに色はグレイッシュウッドです。

ウッドデッキ材の貼り方・手順

道具と材料がそろったらいよいよデッキの張り方をみていきましょう。

手順はこんな感じです。

  1. スタートクリップを付ける
  2. デッキ材をセットする
  3. クリップをつける
  4. ドリルで下穴をあける
  5. ネジで固定する

一度張ってしまうとやり直すのが大変なので、わたしは一度デッキ材を仮置きして、サイズ感や完成予想をみてみることにしてみました。

完成予想に近づけるためにクリップをはさみ実際の長さやデッキ全体のサイズを確認します。

完成が間近になってより一層やる気がわいてくるのでおすすめです。

特に問題がなさそうであれば早速貼り付けていきましょう!!

①スタートクリップを付ける

右側のワッシャーがちゃんと写って無くてすみません…

端っこはスタートクリップを使って固定する必要があります。

でも、ここでもダクターチャネルを使ったゆえの問題が・・・。

そもそもリスタのスタートクリップは木材や、リスタで販売しているアルミ製の基礎『シルフ』というものに対応するようにつくられています。

そのためダクターチャネルに使おうとすると浮いてしまったりしてうまくいかなくて・・・。

↑リスタのシルフ

あれこれ考えた結果、夫にアドバイスをもらうことに…。

結局あとからでも締めることができるボルトとナットで対応することになりました。

ダクターチャネルにボルトより大きめの穴をあけて、ボルトを通しナットで固定します。

②デッキ材をセットする

スタートクリップにデッキ材をはめ込み固定します。

スタートクリップをまっすぐに設置するのがむずかしく結局少し浮いてしまったのですが、目立たないのでこのまま。

あとからなるべく誤差が出ないように、しっかりとスタートクリップにデッキ材がはまっていることを確認しましょう。

デッキ同士のすきまに黒い方の通常のクリップ(AでもBでも)を逆さにして差し込むと、簡単に均一の間隔がはかれるので便利です。

③クリップをつける

ウッドデッキの側面には、溝が空いています。

そこにクリップをひっかけて取り付けます。

ななめのでっぱりになっている方を先につけると落ちないので便利です。

④ドリルで下穴をあける

クリップが浮いてドリル穴の位置がずれるのを防ぐためにとなりのデッキ材もはめこみ、となりのデッキ材ごとずれないように少し力を加えておさえておきます。

その状態のまま、クリップの穴を通して、ドリルでダクターチャネルに下穴を開けます。

この時に私はまだドリルの使い方が慣れなくて、はじめはとなりのデッキ材をはめ込まずに試したりもしてみました。

でもクリップを削ってしまったり、ズレたりしてうまくいきませんでした…。

そのため印をつけクリップを取ってから下穴を開けることにも挑戦したのですが、初心者ゆえに狙ったところに印をつけて狙ったところに穴を開けるという作業がとても難しく少しずつずれていってしまいました。

なので結局最後は多少クリップが削れることを妥協してクリップをつけたままやることにしたのです。

なるべくクリップが移動してしまったり曲がってしまわないように、となりのデッキ材を仮でセットしてクリップを固定しながらやる方法がわたしにはむいていたようです。

慣れるまではクリップだけでなく多少デッキ材も削れてしまいますが、穴もずれなくていい感じでしたよ。

やっていくうちに慣れてきて、気づけばクリップやデッキ材をあまり削らずに穴を開けられるようになってました!

でも、金属に穴を開けるとクズが出そうで心配。

そうなんですよね。わたしも子どもや犬が遊ぶ場所だからなるべくクズがでないようにしたいと思ったのですが、削っているのでどうしてもクズは出てしまうんですよね。

そのままでも地面に落ちるからいいかな?とも思ったのですが、木くずのように自然に還ってくれるわけではないので気になって・・・。

なので、モヤモヤしたまま作業をつづけるのもイヤなので面倒臭いけどイチイチ掃除機で吸い取ることにしたのです。

とってもメンドクサカッタですが、気持ち的にはさっぱりしています。

⑤ネジで固定する

下穴が整ったらいよいよネジで固定していきましょう。

電動ドライバーは上から体重をかけて、ネジの頭をなめてしまわないように気を付けましょう。

なめるというのはネジの頭の溝がなくなってしまって、ドライバーが嚙み合わずに、空回りしてしまう状態です。

もしもネジが入っていかない場合には

・ネジが太くないか
・下穴が小さくないか
・上から力をかけられているか
・ドライバーのサイズがネジに合ってるか

このあたりを見直してみてください。

そして、ネジの頭をなめてしまいそうになったらなめきるまえにドライバーを逆回転させて抜き、新しいネジに変えましょう。

もしもなめきってしまった場合にはペンチなどをつかって抜けますが、これまた大変なのでそうならないうちに諦めて新しいネジに変える方が楽だと思われます。

ネジがなめているのに無理やり続けると、ペンチですら抜くのが難しくなってしまうので、ご注意を。

そんなこんなで結局初心者のわたしは20本以上ネジをむだにしてしまいました。

ホームセンターが近くにない場合にはネジを余分に買っておくことをおすすめします。

なんとなく一つの板にネジを複数締めるときって

「まずは全部を軽く締めてから、改めて最後まで締め切る」

ようなイメージがあったので、最初はそんな風にしていたのですが、最後の方は面倒くさくなって最初のネジから締め切るようにしました。

それでも特に問題なくできたので、参考までに。

エイコさん
エイコさん

作業中にトラブルはなかったの?

やっているうちに少しずつずれが出てきて、多少の誤差がでてきてしまい右を合わせると左が合わない、左を合わせると右が合わない。』なんてことがありました。

そんなときはとりあえずネジを軽めに締めておいておとなりのデッキ材をいれるときに再度調整しながらあまり不自然じゃない程度に整えて締め切ることにしてました。

出来上がってみるとほとんどわからないので、微調整しながらやってみてくださいね。

デッキ材の両側にクリップをつけるときちんと固定されてびくともしなくなりました。

この後は②「デッキ材をセットする」から⑤「ネジで固定する」の作業を繰り返せば完成です。

体力と相談しながら休み休みいきましょう!

【まとめ】もうウッドデッキなしでは生活できません

では、作り方の流れと抑えておきたいポイントをもう一度振り返っておきましょう。

手順は

  1. スタートクリップを付ける
  2. デッキ材をセットする
  3. クリップをつける
  4. ドリルで下穴をあける
  5. ネジで固定する

重要なポイントは

・ドリルの刃は2.5mm~2.8mm
・ネジは3mm(太さ)×40mm(長さ)

といった感じです。

ときどきウッドデッキを作ってもあまり活用されていないという話も耳にしますが、我が家の場合には

・子どもの遊び場
・ビーちゃんの日向ぼっこ
・朝の深呼吸
・お風呂上がりの夕涼み
・星空観測
・食事
・テント泊
・水遊び
・夫の作業場
・夫の筋トレ
・大物(ゴミ箱など)の洗い場

などなど毎日なにかと大活躍です。

初心者にして無謀な大物のウッドデッキ作りで、大変なこともありましたが、こうして家族が楽しんでくれている姿をみると

あー、がんばって作ってよかった!

と、大満足な気持ちになります。

ズボラなDIY初心者主婦のわたしにも作れたので、やる気さえあればきっとあなたにもできますよ!

中途半端な大きさで使い道に困っていた我が家の庭が生まれ変わったように、あなたのお庭も素敵に生まれ変わりますように・・・。

応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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