【犬と猫】両方飼うならどちらが先に?
実家で猫を飼っていた夫。
実家で犬も猫も飼っていた私。
子供が小学生になり子育てが少し落ち着いてきた頃、そろそろ動物と一緒に暮らしたいなと思い始めました。
犬も猫も飼いたい。でも同時に飼い始めるほどの勇気はなくて・・・。
そんな状態でした。
犬にするか猫にするかそれはもうたくさんの時間をかけて夫と2人で考えました。
そこで今回はどうして我が家は犬から飼い始めることにしたのか、結果的にどうだったのか?を紹介します。
同じように「犬も猫も飼いたいんだけど・・・」と、お悩みのあなたの参考になればと思っています。
動物看護師としてたくさんの犬や猫と触れ合ってきた私が、愛犬ビーちゃんを飼うことになるまでのアレコレです。
犬も猫も両方飼いたかった
「犬と猫、どっちが好き?」と聞かれると、とても困ってしまいます。
だってどちらにもどちらにしかない魅力があるんです。
実家で犬と猫を一緒に飼っていた私は「いつかは犬と猫に囲まれて暮らしたい。」と思っていました。
実家では子猫から育てていた猫が5,6歳になったころ、既に成犬だった犬が実家に迷い込んできた形だったため、猫を先に飼い始めていた感じです。
犬も猫も大人だったこともありお互い適度な距離を保っていました。
そのため犬と猫のふれあいはほとんどありませんでしたが、晩年には窓を隔てて内と外で一緒に日向ぼっこしているところを見る事はできました。
種類の違う動物同士がお互いを尊重しながら暮らしている姿にとても癒されたのを覚えています。
その頃から犬も猫も一緒に仲良く暮らせたら素敵だなぁ、と思っていました。
でも両方同時に飼い始めるような肝っ玉はなくて・・・。
そんなこんなで、ほとんど猫としか暮らしたことがなく、犬との生活を想像するのが難しい夫とはどちらを先に飼うべきかたくさん話し合いました。
2人でたくさんたくさん考えてまずは犬を飼い始めて、色々落ち着いて余裕が出てきたときにご縁があったら猫もいいよね。という結果に落ち着くことができました。
我が家で猫を飼うということは
- お留守番できる
- 気が向いた時には遊んでくれる
- 散歩の必要なし
- トイレのしつけなどはいらない
- マイペース
- 完全室内飼いによるストレスを発散させてあげる必要あり
- キャンプに猫を連れていくにはその子の性格によっては負担になる
- 物音などが苦手
- 基本的にはシャンプーいらず
猫ちゃんを迎えるにあたり、我が家的に考えられた特徴は以上のことでした。
猫はマイペースで一人でいる事も負担に感じないので、お留守番もあまり負担になりません。最近は完全室内飼いが多いので、事情が少し違うこともありますが犬に比べれば・・・。
昔実家で飼っていた猫たちは夫のところも私のところも自由に外の散策を楽しめる状態でした。
もしも今、我が家で猫ちゃんを迎えるには完全室内飼いが必須条件になりそうで。
完全室内飼いになった猫ちゃんはきっと刺激が足りなくて、たくさん遊んであげないとストレスが溜まってしまうのではないか。と考えました。
また、子供がまだ元気いっぱいの時期なので遊び方も激しいし、物音に敏感な猫ちゃんを迎えるにあたり子供を注意することが増えるのではないか、という不安材料も。
それに我が家は結構アウトドアが好きなので、キャンプや海、山登りにも出かけます。
中には、一緒にアウトドアを楽しめる猫ちゃんもいるようですが、少数派。
家でまったり過ごすことが、好きな猫ちゃんがほとんどです。
実家の猫も、一度川に連れて行ったことがありますが、ずっとムッツリしたまま車から出てくることはありませんでした。
子供が元気いっぱいのうちはまだまだキャンプなど自然と触れ合う機会が多いと思うので、猫ちゃんは今の私たちのライフスタイルには合わないのではないか?ということを夫と話し合いました。
我が家で犬を飼うということは
- アウトドアに連れていける
- 元気な子供とも元気に遊んでくれる
- 散歩が必要
- しつけが必要
犬を迎えるうえで、我が家のライフスタイルに合わない部分は特に見つかりませんでした。
元気な子供と若い元気な犬はとても相性がよく子供同士のようによく遊んでくれます。
そして子供が成長したころには犬も一緒に成長して落ち着いてくる。
子供と同じペースで遊び、成長できる犬は子育て世代である私たちにとって魅力的でした。
そのうえアウトドアに連れていけて、本人(本犬)自身もその時間を楽しんでくれるというのは猫にはない部分。
あとは、犬との暮らしが想像できない夫がこれらの犬の魅力が猫ちゃんの魅力を上回るかどうか。
だからまずは犬を飼いました
犬と猫、どちらも飼いたいと思った時に一番最初に思ったのは犬と猫どちらも安全に過ごしてほしいということ。
私は今までの経験をもとに動物には『100%大丈夫』ということはないと思っています。
犬種にもよるかとは思いますが、だいたいの犬は猫よりも大きく力も強いです。
個人的な意見ではありますが、子猫が老犬にじゃれついている姿は想像できるのですが、仔犬が老猫にじゃれついている姿は少しハラハラしてしまいます。
そういったことから私は昔から犬と猫どちらも飼う場合には、犬が先の方がうまくいくんじゃないかな?とふんわりと思ってはいました。
こうした犬や猫の特徴からしても、我が家のライフスタイルを合わせて考えてみても、まずは猫ではなくて犬を飼うことがいいのではないかと思い、犬を飼うことにしました。
もちろん夫も最終的には現在の我が家には犬の方が向いてると納得してくれたようです。
まず犬を飼ってみてどうだった?
実際に猫からじゃなくて犬から飼ってみて、良かったんじゃないかと思えたことがいくつかあります。
- 子供とぶつかり合って遊べる
- 海や山などへ行くときの楽しみが増えた
- 毎日の散歩で人間の運動不足解消になる
- ドッグランに行くなど子供の世界も広がる
- 犬につられて後から飼う猫もアウトドア猫になるかもしれない
ビーちゃんは20キロ程度の中型犬という事もありますが、子供とは子供同士のように、いや、どちらかというと犬同士が遊んでいるように身体をぶつけ合って遊びます。
体力が余っている者同士、発散しあっているようです。
毎日散歩に行くようになり、運動不足ぎみだった私の体力づくりが楽しくできています。
犬が一緒にいると不思議と長い距離歩いてしまうんですよね。
また、犬がいないと行けないようなドッグランにも足を運び、子供も他のワンちゃんたちとも触れ合えて楽しいようです。
近所にあったのに気づかなかった魅力的な公園の数々にも、気づく事ができました。
ビーちゃん(我が家の愛犬)が来てくれたことにより我が家の休日の過ごし方のレパートリーが増え、親子とも充実した時間を過ごせるようになりました。
もうひとつ・・・ビーちゃんが、後から来るかもしれない猫と仲良くなれば、猫が自分を犬だと思い、キャンプが当たり前のアウトドア猫になるかもしれないなんていう、淡い淡い期待もあったりなかったり・・・。
我が家は犬からで正解だった
全てのライフスタイルや家族構成に当てはまるかはわかりませんが、とりあえず我が家の場合は子供がまだ小さく、元気があり余っているので犬から飼い始めて正解でした。
現在我が家はすぐに、猫を飼い始めるような余裕は色々な面(💰)でありません。
でも、もしも余裕ができて猫を飼えるようになったときのために、散歩中に猫ちゃんを見かけたら、なるべくビーちゃんに見せるようにしています。
「猫は怖くないねー、可愛いねー。」と、まだまだ先になりそうですが、いつか訪れるかもしれない猫を迎える日のために一生懸命ビーちゃんを洗脳しています。
こんな我が家の経験が、悩んでいるあなたの道しるべになりますように。