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DIYで庭をドッグランに!!経験者がポイントと注意点を紹介

DIYで庭をドッグランに!!経験者がポイントと注意点を紹介 犬のこと

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エイコさん
悩める飼い主
エイコさん
 

愛犬のために自宅の庭をDIYでドッグランにしたいんだけど…。なにかおしゃれでおすすめの方法はあるかな?

愛犬のために庭をドッグラン!素敵です。

毎日の散歩がかかせないわんちゃんたちではありますが、お庭がドッグランにできるのであれば愛犬と過ごす時間がより豊かなものになりそうです。

今回はそんな愛犬想いの飼い主さんにむけて

✅ドッグランで何ができる?
✅ドッグランの下地は芝生以外にもある?
✅その他必要な設備は?
✅ドッグランをDIYする際の注意点は

など、DIYで庭にドッグランを作るにはどうすればいいのか?を解説していきます。

お友達わんちゃんを招待したり、愛犬とのんびりひなたぼっこをして過ごすのもおすすめですよ。

わたしは…
〇元動物看護師(旧資格)
〇ズボラ主婦
〇DIY初心者なのにウッドデッキを作ってしまった
〇webライター
です。

ドッグランってなぁに?【メリット・デメリット】

ドッグランというのは、犬たちがノーリードで自由に動き回れる広場のことを言います。

通常はリードなどでつながれていることの多いわんちゃんたちですが、きちんと囲われている広場であればノーリードでも安心して遊ぶことができますよ。

【自宅にドッグランを作るメリット】
気軽に外で遊ばせてあげられる(愛犬の気分転換)
外部のドッグランと違い犬同士のトラブルが少ない
外部のドッグラン費用を節約できる
犬友達を招待できる
庭で愛犬と安心して過ごせる

【自宅にドッグランを作るデメリット】
×草花を植えにくい(愛犬が食べる・掘り返す)
×メンテナンスが必要

毎日のお散歩は大前提ですが、ドッグランがあれば飼い主の具合の悪いときなどでも目の届く範囲で遊ばせることができるので安心です。

愛犬は散歩とはまた違った刺激を得ることができるでしょう。

また外部のドッグランでは「おやつ禁止」「おもちゃ禁止」などのこともありますし、ワンちゃん同士のトラブルが気になることもあるでしょう。(動物同士のことなので、どうしてもトラブルは起こりがちですよね)

自宅のドッグランであれば、仲の良いワンちゃん友達を招待してお互いが安心して遊べます。

ただしわんちゃんの安全を考慮して、花壇に植えるお花などは配慮しなくてはなりません。

わんちゃんに有害な植物もあるので注意!

ですが、ドッグランとは別の場所にお花のスペースを設けるなど、対策は可能です。

庭にスペースはあるものの、有効的に使えていない…

そんな場合には、ぜひドッグランDIYを検討してみてくださいね。(もちろんこちらでアイデアを集めて、外注されるのもアリです。)

わんちゃんの安全に配慮して、気分転換できるドッグランを!

使用イメージを固めよう【庭にドッグラン】

実際に準備を始めるまえに、自分はどのようにドッグランを利用したいのか?を考えてみるといいでしょう。

〇愛犬の運動不足解消?
〇お友達ワンちゃんを呼びたい?
〇アジリティなども本格的に用意したい?
〇狭くても愛犬が気分転換できれば良い?

走り回るのが魅力で「小型犬では30坪・大型犬では150坪の広さが必要」…とも言われるドッグランではありますが…

たとえのびのび走り回れない小さなドッグランだったとしても、自由に外に出てノーリードで外のにおいをかぐ時間

というのもワンちゃんは楽しんでくれるのではないか?と思います。

自宅の庭も走り回れる広さはありませんが、わが家の愛犬ビーちゃんは日向ぼっこをしたり…匂いをかいだり…それなりに楽しんでくれているようです。

走り回れる広さがなくても、庭にノーリードに出られるだけで気分転換はできる!

庭にドッグランを作るときに必要なもの

まずは庭をドッグランにするときに絶対に必要なものを紹介します。

【ドッグランで絶対に必要なもの】
〇フェンス
〇下地(芝生やウッドチップなど)

フェンス

なにはなくとも、フェンスや柵がないと安心なドッグランは作れません。

〇高さ
〇頑丈さ
〇フェンスの間隔
〇くぐれない隙間

に配慮しながら、検討してみてください。

高さの目安としては以下の通り

小型犬~80cm
中型犬~120cm
大型犬~150cm(180cm)

なのですが、おおむね120cm~150cmのものにしておくと、さまざまな犬種に対応できます。

ただし、テンションが上がったときの愛犬のジャンプ力や助走をつけてのジャンプができないかどうか?など、ドッグランを設置してすぐは、脱走の気配がないか?愛犬の様子を観察するよう注意してくださいね。

またフェンスの下の部分が大きく開いていたり、下の地面を掘ることで脱走につながることもあるので十分注意しましょう。

板を横方向に貼ってある「横ばり」のフェンスは、足をかけてよじ登れる可能性もあるので最初のうちはじっくりと愛犬の行動を観察してあげてくださいね。

フェンスには

〇メッシュフェンス
〇アルミ製フェンス
〇樹脂製フェンス
〇アイアンフェンス
〇ウッドフェンス

などがあります。

以下にDIYで使えそうな商品をいくつか紹介します。わが家で利用中の、置くだけでフェンスになるようなお手軽なものも紹介しますので参考にしてみてください。

本格的に地面を掘って支柱を立てる本格的なDIYを検討中の方は、地中にある水道管などを傷つけないよう気を付けてくださいね。

〇フェンスは高さや強度に充分注意
〇最初は愛犬の様子を注意深く観察する
 

メッシュフェンス

メッシュフェンスとは網状や、ネット状になっているタイプのものをさします。

シンプルな見た目で、どんなおうちにもフィットしてくれそう。

アルミ製フェンス

最近はプランター付きで「置くだけ」でフェンスになるタイプのものが多数でていますね。

上記はわが家も使っているものです。

組み立ても簡単でした。

強風時は簡単に外せるように一部ねじ止めをしていないためか、風にあおられるとギシギシなることも。

鉢植え部分も浅めですが、これまで倒れたりすることなく使えています。

質感も安っぽ過ぎず、シンプルおしゃれなお庭におすすめです。

↓プランター無しバージョン

樹脂製フェンス

こちらもプランターやベンチ付きタイプがいくつか見られます。

アルミのものよりも温かみのある印象で、お庭をおしゃれに彩ってくれそうですね。

軽量のアルミに比べて、重さや設置のしやすさが気になるところ…

こちらのように、支柱から立てて本格的に作ることも可能です。(わが家は支柱だけたてて、そこにタープをスクリーンのようにかけて簡単な目隠しにしています。一時的なものにするつもりが結局数年そのままに…)

ウッドの柔らかい見た目と、メンテナンス性の良さがウリですね。

アイアンフェンス

ナチュラルなイメージを引き立ててくれそうなアイアンタイプのフェンスです。

アイアンフェンスがあるだけで、お庭の雰囲気がガラリと変わりそう。ただし背の高いものを設置する際には倒れないようにする工夫が必要そうです。大型犬にはちょっと頼りないかも…

中にはこちらのようにゲートにもなるようなタイプもありました。

ウッドフェンス

DIYフェンスとしては、とっつきやすいイメージのウッドフェンス。

樹脂タイプに比べて安価&加工がしやすいですが、防腐対策のペンキを定期的に塗るなどのメンテナンス作業が必要です。

支柱は金物、フェンスのみ木材、のように使い分けをしているおうちがご近所にありました。

メンテナンス性と施工のしやすさのいいとこどりなのかもしれません。

下地(芝生やウッドチップなど)

次は下地を考えます。

わんちゃんとしてはもしかしたら下地が「ただの土」だったとしても、掘ったり、ゴロゴロしたり…意外と楽しんでくれるかもしれません。

ですが、雨の日のぬかるみや遊んだ後にきれいにしてあげることなどを考えると、やはり何かしらの下地を用意してあげるのがお互いのために良いと思います。

飼い主にとってもストレスフリーなのがいい!

ドッグランの下地を検討する際のポイントは

〇すべりにくい
〇汚れにくい
〇足の負担が少ない
〇夏場暑くなりにくい

ことを意識するといいでしょう。

タイルやウッドデッキなども、「愛犬と楽しむ庭」の下地としては素敵ですが、わんちゃんが滑りやすかったり、夏場は高温になることがあるので「犬が走り回るドッグラン」には不向きだと思われます。(中にはすべりにくいことをウリにしたタイルもあるかもしれませんが)

これらの「ドッグランの下地に採用するポイント」を考慮したうえで下地として考えられるのは

〇天然芝
〇人工芝
〇ウッドチップ
〇砂利
〇その他のグランドカバー
です。
それぞれにどのような特徴があるのか?ひとつずつチェックしていきましょう。

天然芝

施工のしやすさ:★★☆
愛犬の足への負担の軽さ:★★★
メンテナンスの手軽さ:★☆☆

天然芝は見た目も美しく、ワンちゃんの足への負担も軽いのでとてもドッグランの下地としてはおすすめと言えます。

ただし冬には枯れてしまいますし、肥料や定期的な刈込など美しさを保つためのメンテナンスが大変です。

「天然芝のお世話も楽しめる」という方には最高のドッグランが完成する、おすすめの下地といえるでしょう。(冬に枯れないものを組み合わせたものも出てきています)

逆に「芝生のお世話まで手が回らない」という方は、別の下地を検討してみるのもいいかもしれません。

また、掘るのが好きなワンちゃんは芝生がはがれてしまうことも考えられるので要注意です。

比較的お世話が楽な芝生や冬に枯れない組み合わせの芝生など、こちらの記事で詳しく紹介しています↓
【DIY】意外とシンプル?!芝生の貼り方&おすすめ芝生7選

人工芝

施工のしやすさ:★★☆
愛犬の足への負担の軽さ:★★★
メンテナンスの手軽さ:★★★

施工をしたその日から青々とした芝生を楽しめる「人工芝」もおすすめです。

最近は本物の芝生と見間違えるような、クオリティの高い商品も増えてきています。

ただし、トイレには配慮したいところ。ものによってはにおいがつきやすくモワっとした感覚がのこる場合があります。(ご近所に人工芝のドッグランがあるのですが、ちょっとモワっとした感覚があります)

そのためトイレは別の場所に土や草が出た場所を用意することをおすすめします。(トイレについてはまた後で詳しく紹介します。)

こちらの記事では長さや機能別に人工芝を紹介しています↓
【DIY】初心者でもできる人工芝の貼り方&おすすめ5選

ウッドチップ・砂利

施工のしやすさ:★★★
愛犬の足への負担の軽さ:★☆☆
メンテナンスの手軽さ:★★☆
これまで紹介してきた天然芝や人工芝よりは比較的簡単に施工ができる「ウッドチップ」。

実際にドッグランに採用されている場所もありますが、犬の足への負担が軽いか?と言われると考えてしまいます。

天然の材料という安心はありますが、小さな破片が犬の肉球に挟まったり刺さってしまうことも考えられます。

個人的にはドッグランにウッドチップを敷くことはあまりおすすめできません。

砂利も同じく…ワンちゃんの肉球にはさまったり、刺さったりすることが考えられるためあまりおすすめできません。

その他のグランドカバー

庭のグランドカバーには「芝生」や「人工芝」以外にも、「クラピア」「ダイカンドラ」など、いろいろとあります。

「芝生」「人工芝」「クラピア」「ダイカンドラ」「クローバー」など、ドッグランのグランドカバーにおすすめの植物のそれぞれの特徴をこちらの記事にまとめてあるので、気になる方はチェックしてみてください↓
庭をドッグランに-5種類のグランドカバー候補から-

庭にドッグランを作るときにあると便利なもの

ドッグランは「柵」と「下地」さえ整っていれば使えます。

ですが、もっと快適にドッグランを利用するために「あると便利なもの」を紹介していきます。

【庭のドッグランにあると便利なもの】
〇出入りする扉
〇立水栓などの足洗い場
〇犬用トイレ
〇タープ(オーニング)
 
これらは決して必須アイテムではありませんが、用意できればより快適なドッグランライフを過ごせます。
 
ただし立水栓はDIYで作るのはとても難易度が高いので、いずれドッグランにする予定がある場合には、家を建てるときから計画を立てると良いでしょう。
 
ドッグランとはいえ、あらゆるところに用を足されるとやはりモワっとくることも考えられます。
 
最近は犬用のトイレに便利な消臭砂利というのがあったり、ウッドチップなどをトイレとして利用する例もあるようです。
いずれにしても、愛犬の足裏の感触の好みによると思うので、愛犬のタイプに合わせたものを用意してあげてください。
 
いつも使っているペットシーツをドッグランの定位置に置いて、利用してもらうのもひとつの案だと思います。
 
こちらも以下にDIYで使えそうな商品を紹介しておきますので、参考にしてください。
 
タープ↓

タープ(突っ張りタイプ)

庭にドッグランを作るときの注意点

ここでは、庭をドッグランにする際に気を付けるべき注意点を紹介していきます。

【庭にドッグランの注意点】
〇隣近所への騒音やにおいの配慮
〇脱走注意
〇夏の日差し注意
〇水分補給はしっかりと
 

隣近所への騒音やにおいの配慮

愛犬の排泄物の匂いは、自宅だけでなく隣接するご近所さんへの配慮が必要です。
また、ドッグランに出るたびに興奮して吠えてしまうような場合は、なぜ吠えるのか?を観察しつつ「飼い主も一緒にドッグランに出る」「吠えないように目隠しをする」という対策をとるのも一つの手です。
 

脱走注意

ドッグランでは、のびのびと遊ぶ愛犬の姿を楽しめます。普段の散歩などでは見られない表情が見られるかも…。

ただ、テンションの上がった愛犬の身体能力を侮ってはいけません。

普段みたこともないくらいのジャンプ力を見せることだってあるのです。

小型犬であっても、運動神経の良い子はいますのでそれぞれの特性をよく観察して、愛犬に合った高さのフェンスを設置するように注意しましょう。

また前述したように、フェンスの下を掘ってくぐってしまう子もいます。

ドッグランを設置したばかりのころは、そんな愛犬の様子をチェックしすぐに対策ができるように、目を離さないようにしましょう。

慣れてからもドッグランからの興奮状態で、道路に飛び出してしまうことのないよう充分に気を付けてくださいね。

夏の日差し注意

最近に夏の暑さは犬にとっても危険です。(犬も熱中症になります)

タープやオーニングを用意するなど、風を感じられる日陰を作ってあげてください。

危険な暑さのときには、クーラーの効いた室内に入れるなど、早めの対応を心がけるといいでしょう。

水分補給はしっかりと

ドッグランに立水栓がない場合にも、いつものお皿にお水をたっぷりと用意しておいてあげましょう。

暑さが厳しいときには、氷を加えてあげるのもおすすめです。(最初はうまく食べられるか見守ってあげてください。)

〇脱走や暑さに注意!
〇最初は愛犬を注意深く観察する
 

DIYで庭でドッグランを楽しもう

以上、自宅にドッグランを作る際の注意点などを紹介してきました。

散歩以外にも、自宅で気分転換ができるで愛犬にとって最高の居場所となってくれることでしょう。

エイコさん
エイコさん
 

ドッグランで運動させれば、もう散歩はしなくていいかな?

たとえドッグランが自宅にあったとしても、お散歩はワンちゃんたちにとって刺激をたくさんもらえる大事な時間です。

飼い主の体調が悪いときなどには、ドッグランで済ませることもあるかと思いますが、基本的にはお散歩にも連れて行ってあげれられると嬉しいです。

わんちゃん的には、お散歩で「運動」だけでなく「においや音などさまざまな刺激」を楽しんでいるようですので…

庭にドッグランがあっても、散歩の刺激は大切です。

庭に使っていないスペースがある。

という方は、ぜひお庭にドッグランを作る計画をすすめてみてくださいね。

↓ドッグランじゃなくて、愛犬のためにウッドデッキが作りたい!という方は、こちらの記事も参考にしてください。
(予算10万で、DIY初心者主婦がウッドデッキを完成させてしまいました!!)

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