うちのこガツガツ食べて、吐いちゃうの。もっとゆっくり食べて欲しいんだけど。
ご飯が大好きな子はガツガツガツっと食べて、ゲーっと吐いてしまうこともあり、飼い主としては心配ですよね。
わが家の愛犬ビーちゃんもそのタイプなので、お気持ちよーくわかります。
早食いしていると、吐いてしまうだけでなく最悪の場合は
・のどにつまる
・腸捻転を起こす
など、命にかかわることだってあるんです。
なんとか辞めさせたいところ
そこで今回は
ワンちゃんが楽しくゆっくり食べられる食器
をいくつか厳選してお届けしていきます。
実際にわが家が使っているものも含めて紹介していきますよ。
・ゆっくり食べられる
・吐かない
・ワンちゃんも楽しめる
・お手入れラクラク
・安全
に焦点をあてていきましょう。
わたしは
・ズボラ
・元動物看護師
・細かいこと苦手
・海外シェルターでボランティア
犬用早食い防止食器の種類
まずは早食い防止食器にはどのようなものがあるのかを見ていきましょう。
犬用の早食い防止食器にはザックリ大きくわけて
食器の底がデコボコしていたりして食べにくくしてあるお皿タイプのもの↓
と
ワンちゃんの動きに合わせてご飯が少しずつ出てくるおもちゃタイプのもの↓
の2種類があります。
お皿タイプのものは
・安価で試しやすい(百均にもあるそう)
・食べづらい
・犬種を選ぶ(鼻ぺちゃさんは食べづらい)
という特徴があり、
おもちゃタイプのものは
・百均にはない
・ワンちゃんが楽しい
・犬種を選ばない
という特徴があります。
わたしは愛犬ビーちゃんに楽しんで食事をして欲しかったので、
わが家ではおもちゃタイプを利用しています。
食器タイプは単純にたべにくく、おもちゃタイプは少しずつ出てくる。そんなイメージです。
個人的には、なるべくワンちゃんには毎日の食事を楽しんでもらいたいので、今回はこちらのおもちゃタイプをメインに紹介していこうと思います。
あくまでわたしの個人的な意見ですので、あしからず
早食い防止おすすめ食器5選
では、早速行きましょう。
①おやつボール
②コング
③コングワブラー
④リッキーマット
⑤早食い防止プレート
の5つを紹介していきますね。
価格・お手入れ・その他特徴
について徹底的に比較していきましょう。
価格についてはあくまでも参考価格です。
お店によってけっこう異なることもあるので、実際にチェックしてみてくださいね。
①おやつボール
名前 | おやつボール |
参考価格 | 1,200円程度~ |
サイズ 【高さ×幅】 | 1177mm×100mm (11.7㎝×10㎝) |
重量 | 約320g |
お手入れ | △ |
その他 | ・プラスチック製 ・お店によって値段や性能さまざま |
実際にわが家が毎日利用中のボールです。
イメージとしてはダチョウの卵くらいあるので(実際に卵を持ったことはないですが…)ちょっと大きめです。
ワンちゃんの性格によってはボールが大きくて、怖がってしまうかも…?(ビーちゃん(体重約20kg)はビビりですが、大丈夫でした)
穴のサイズも調整できるし、洗えるので結構便利です。
ただ、ものによっては穴のサイズ調整がユルユルで、調整できなかったりもします。(プレゼントも含め3つほど注文したことがあります)
商品の当たりハズレが激しいので1年保証とかがあるところとかがおすすめかも…
でも最終的にわが家は調整せずに、全開であげたりしているので、調整がユルユルでも犬種によってはそこまで気にならないかもしれません…。
丸洗いできるのは、上の部分だけで下の部分は洗えません。
だけど構造上どうしても中にも汚れは入ります。
なので公式なやり方ではないですが、わが家は下の部分を無理やり分解して洗ってます。
ちなみに分解せずに洗ってしまうと、重りになっている鉄がサビサビになります。(経験済み)
下の部分も洗うなら分解してからじゃないと大変なことに。
今のところ壊れたりはないですが、もしも分解するときには自己責任でお願いします…汗。
・ドライフードのみ
・フードは大き目
・怖がりじゃない
・分解してでも全部洗いたい
という方におすすめです。
②コング
名前 | コング |
参考価格 | 650円(XS)~ |
サイズ (幅×高さ×奥行) | XS:36×56×36mm S:44×71×44mm M:57×86×57mm L:70×102×70mm |
重量 | – |
お手入れ | 〇 |
その他 | ・ゴム製 ・シリーズ多数あり |
不規則な動きをするボールとしても遊べて、中にご飯も詰められ
海外ではワンちゃんの定番おもちゃ
ともいえる「コング」。
ドライフードだけでなく、ペースト状のものも入れられて、詰める順序で難易度が変えられますよ。
毎日の食事もそうですが、お留守番の練習にも使えます。
ただし、最初から留守番に使うのではなく、愛犬がコングを飲み込んでしまうことのないよう必ず観察してからにください。
やんちゃな子の場合愛犬がかじれないかたさ、飲み込めないサイズを選ぶのもよいですね。
わが家でも使ってますが、いまのところわたしは留守番のときにおきっぱなしにするのは、念のため辞めています。
部品も特になく単純な作りなので誤飲の心配が少なく安全。
丸洗いができますよ。
・いろんな用途に使いたい
・難易度をいろいろ試したい
・ウェットフードも使いたい
・暇つぶしにも使いたい
そんな方におすすめです。
③コングワブラー
名前 | コングワブラー |
参考価格 | 2,200円 |
サイズ (幅×高さ×奥行) | 110×160×110mm |
重量 | – |
お手入れ | 〇 |
その他 | ・難易度高め |
現在わが家では①で紹介したフードボールを使っているのですがちょっと洗いにくいので、こちらも買い足そうか検討中…。
コングと見た目が似てますが、ホームセンターで見てみたところこちらの「コングワブラー」はゴム製ではなかったです。
プラスチック…かな?
穴の位置がけっこう上にあるので、かなり倒さないと中身が出てこなそうですよね。
これをよしとするかどうか…。
こちらも部品は少なく安心。
簡単に上下を分解できて、どちらも簡単に洗えるので衛生面はバッチリです!
・より時間がかかるのがよい
・ドライフードのみ
・清潔に保ちたい
そんな方におすすめです。
④リッキーマット
名前 | リッキーマット |
参考価格 | 1,000円程度~ |
サイズ (幅×高×厚) | S:20×20×0.7cm L:27.7 x 27.7 x 0.7cm |
重量 | S:103g L:220g |
お手入れ | 〇 |
その他 | ・シリコン ・その他シリーズ多数あり |
デコボコのデザインが、特徴のリッキーマットはオーストラリアのメーカーです。
わんちゃんがペースト状のご飯をゆっくり食べるのに最適です。(ドライフードもいけます。)
リッキー(なめる)マットという名前の通り、ワンちゃんが夢中になってなめることによってストレス解消にもつながるといわれています。
食器というよりかはおもちゃに近いかもしれませんね。
デコボコのデザインは3種類あり、難易度を選ぶことができますよ。
わが家では「バディ」という十字デザインのタイプのSサイズを使っています。(愛犬ビーちゃんの体重は約20㎏前後)
・人間がクリスマスパーティなどで特別な食事をするとき
・来客(業者含む)のとき
などにペースト状の特別なご飯をあげられて便利です。
ホームパーティーとかで人間だけご馳走をたべるとき、ビーちゃんもゆっくり楽しめるので罪悪感なし。
なんかデコボコが洗いにくそう…
わたしも洗いにくそうだな…と、ドキドキしたのですが…
海外サイトの口コミにお湯につけておくとすぐとれるという情報を見かけました。
実際やってみると角に入ってしまった汚れもすっごく簡単に落ちました。
飼い主もストレスフリーです。
・清潔に使いたい
・ワンちゃんのストレス解消に
・ハウストレーニングなど
・ドライにもペーストにも使いたい
そんな方におすすめです。
⑤早食い防止プレート
個人的にはひたすら食べにくそうだなというイメージしかないプレートですが、一応いくつかを紹介しておきます。
わたし的にはまだ試していないのですが、どんなのがあるか気になる方もいらっしゃるかもしれないので念のため。
おおきな違いは色合いやデコボコのデザインかな?と、思うので商品画像のみサクサクっと紹介していきますね。
【まとめ】用途に合わせて早食い防止食器を選ぼう!
気になるものは見つかりましたか?
いくつか違う種類を組み合わせてシチュエーションに分けてつかうと、ワンちゃんも飽きずに楽しめるかもしれません。
使い分けて楽しんでます。
食器に限ったはなしではないですが、どんなものも初めてつかうものは様子がわかるまで、ワンちゃんから目を離さないよう注意して下さいね。
わんちゃんの性格やパワーによっては、破壊してしまうこともあるようです。
そうなったら残念ですが使用をやめるか、必ず目の届くところで使用し、終わったらすぐに片付けてしまいましょう。
安全第一!
早食いを防止するためにはなるべく愛犬も楽しめる食器を使って、健康に気を付けていきたいですね。