伸縮リードが便利そうだから使ってみたい。でも危ないの?
ワンちゃんがある程度自由に動ける伸縮リードは公園など広いところで使うにはとっても便利!
ですが、気を付けないとケガをしてしまうので使い方には注意が必要です。
わたしは不注意でロックをし忘れ、怪我をしてしまいました。
そこで伸縮リードの安全な使い方と注意点を改めて考えてみましたので紹介します。
こうしていれば怪我をしなくて済んだのに・・・。
というわたしの体験談についても紹介させてください。
・伸縮リードを使ってみたい
・安全な使い方はないの?
・どうすれば危なくないのか知りたい
そんな疑問にお答えします。
重要なので、この段階でお話してしまいますが、伸縮リードは基本散歩用ではないと思っておいた方がよいです。
伸縮リードは散歩には向いていない
伸縮リードは公園など広いところで使うものですが、どうしても伸縮リードを散歩に使いたい場合にはデメリットを理解してきちんと対策をしてからにしましょう。
わたしは
・元動物看護師
・ズボラ
・細かいこと苦手
です。
↓伸縮リードをもっと便利に使いたい方はこちらの記事をどうぞ↓
伸縮リードのデメリットを補う(ズボラな)方法
伸縮リードの特徴【危ない使い方・注意点】
楽天市場より
伸縮リードっていったいっどんなもののことを言うの?
伸縮リードとは巻取り式のロングリードのことで、3m・5m程度の物が多く、中には8mというものも出てきています。
伸縮リードには少し細めのテープタイプとワイヤーのように細いコードタイプの2種類があり、愛犬が比較的自由に動ける上にノーリードよりはコントロールができると評判。
しかし、使い方によっては自分や愛犬、はたまた他人まで危険な目に合わせてしまうこともあるので細心の注意が必要なのです。
さっそく伸縮リードのメリット・デメリットを把握して安全な使い方を見ていきましょう↓
伸縮リードのメリット【危ない使い方・注意点】
・愛犬が比較的自由に動ける
・呼び戻しのトレーニングができる
伸縮リードのメリットは愛犬がノーリードに近い状況で自由に公園を散策できることでしょう。
また広い場所であれば離れた場所からの呼び戻しトレーニングにも使えます。
ここでも強調しておきますが、伸縮リードは基本的に公園など広い場所での使用をおすすめします。
伸縮リードのデメリット【危ない特徴6選】
次はデメリットの紹介です。
伸縮リードの
・リード部分が細くて伸びすぎる
・ハンドル部分を落としやすい
・ロックがしにくい
といった特徴から
①コントロールがしにくい
②事故に遭いやすい
③リードが細すぎて見えない
④リード部分をもつとケガをする
⑤ビックリして犬が逃げる
⑥ロックまでのタイムラグがある
という6つのデメリットが考えられます。
デメリットの方が断然多いね・・・
ですが、デメリットがあることを十分理解しきちんと対策すれば安全に使えます。
ここからはさっそくこれらの危ない特徴6選について紹介していきながら、それぞれの対策を細かく確認してみましょう↓
①コントロールがしにくい
伸縮リードにはテープタイプとコードタイプがあるのですが、どちらも巻取りがしやすいように通常のリードよりはかなり細めの設計になっています。
強度としては問題ないのですが、リード部分が細すぎて手で持つことが難しく
愛犬をコントロールするのに向いてません。
そのためまだしつけが終わっていないなどで、引っ張りが強い・あちこち行ってしまう、という場合には
特に伸縮リードは向きません。
しつけが終わっている場合でも、ワンちゃんはとっさのときには想像以上のパワーがでます。
それをコントロールしようとリードをもつとその細さゆえに手をすり抜けてしまい、
人間がやけどや擦り傷を負ってしまう
のです。
なので伸縮リードは
誰もいない公園など広い範囲が見渡せてコントロールする必要がほぼない場所
などでの使用をおすすめします。
しつけがおわってから広い場所で使いましょう。
②リードが細すぎて見えない
コードタイプのリードの場合には特にリード部分が細いので昼間でもそのリードが見えづらく愛犬と飼い主との間に距離が空き過ぎてしまいます。
そうすると
愛犬の存在にもコードにも気が付くことが出来なかった自転車や通行人がひっかかり転倒してしまう
こともあるそうです。
飼い主のそばにいない愛犬は認識してもらいにくい!
そもそもたとえ公園であっても通行人がいる場合には愛犬との距離をあけ過ぎないほうがいいのですが、この場合には
ロックをして愛犬との距離をあけ過ぎない
ことをおすすめします。
通常のリードのようにリードを短く保てば愛犬との間に人が入る隙間がないので、このような転倒事故を防ぐことができます。
夜間は特にリードが見えないため、愛犬との距離を保つことはもちろんのこと
ライトをつけるなど事故を未然に防ぐ準備
も必要です。
人通りがあるところでは、ロックして短くして使いましょう
↓夜の散歩の安全性が上がるライトの詳細は↓
↓こちらの記事へ↓
犬のお散歩用おすすめ充電式ライト15選
③リード部分をもつとケガをする
リードが細いことのデメリットは見えにくいだけではありません。
とっさの時に通常のリードのように握ってしまった場合、ロックがかかっていない状態であるとどんどんリードが伸びてしまい
摩擦によりやけどや怪我の恐れ
があります。
お恥ずかしいですが、わたしはロックをかけ忘れていてこのような状況になったことがありました。
必死でコードを掴んだために小指の皮がズルリと剥けてしまい・・・。
やけどや擦り傷なんてレベルじゃなかったです・・・。
病院に行くべきか迷うほどでしたが、結局傷パワーパッドの力を借りて傷がおちついてくるまでには2週間くらいかかってしまいました。
ロックのし忘れには充分気を付けてください。
とっさにコードを掴まなくていい状態を作っておきましょう。
④事故に遭いやすい
ロックをしないでいると散歩中にスルスルとリードが伸びてあちらこちらに自由に動き回り、急な車の動きなどに対応できず、最悪は事故につながるケースもあります。
そのため伸縮リードを散歩で使用する場合には
必ずロックをした状態で使うこと
をおすすめします。
大きな物音にビックリしてしまった場合などにもロックがしてあれば通常のリードと同じような扱いができるので道路に飛び出してしまう事を防げます。
また世の中にはワンちゃんが苦手な人も結構いることを忘れてはいけません。
ロックをかけておくことは愛犬が勝手に通行人に近づいてビックリさせてしまうことを防ぐためにも重要です。
我が家のビーちゃんが大きめの中型犬(約20キロ)ということもありますが、わたしはいつも
むこうから来る人は犬が苦手かもしれない。
というきもちで歩くするようにしています。
⑤ハンドル部分を落としやすい
プラスチックのしっかりしたハンドルが人によっては握りづらく感じることもあるようです。
そのため愛犬の動きに対応しきれず本体を落としてしまい、愛犬がビックリしてしまう。
ワンちゃんにとっては自分が走っても走っても追いかけてくる本体が怖くてパニックになって、最悪の場合は本体をひきずったままどんどん逃げてしまうこともあるのです。
このような事態を防ぐためにも
ストラップがついているものを選び、しっかりと手首に引っ掛けておく
ことが重要です。
手を放してしまっても落ちません
⑥ロックがしにくい
伸縮リードのロックボタンは本体上部についていることが多く、とっさのときに指をのばしてロックをかけるにはある程度のタイムラグが生じてしまいます。
上部のボタンをとっさに押すのは非常に難しいです。
なるべく早いタイミングで対応するためにはこの写真のような
トリガータイプをおすすめします。
常にロックボタンの上に指を待機しておくことができるので安心です。
体がパッと反応できる
【まとめ】伸縮リードの危ない使い方に注意しよう
伸縮リードのデメリットと対策について紹介しました。
伸縮リードの気を付けるべき特徴は
・リード部分が細くて伸びすぎる
・ロックがしにくい
・ハンドル部分を落としやすい
の3点で、そのことによりおこるデメリットは
①コントロールがしにくい
②事故に遭いやすい
③リードが細すぎて見えない
④リード部分をもつとケガをする
⑤ビックリして犬が逃げる
⑥ロックまでのタイムラグがある
の6つでした。
そのため伸縮リードは
散歩には使用しない
ことをおすすめします。
伸縮リードは公園などの広いところ専用に!
どうしても散歩で使いたい場合には
①ロックをかける
②ストラップ付のものを選ぶ
③ロックがしやすいトリガータイプがおすすめ
の3点に注意するとよいでしょう。
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今回の私のケガもロックをしていれば防げました。
完璧にわたしの不注意です。
伸縮リードは正しく使えばとても便利なアイテムです。
そして世の中には犬嫌いなひともいる、ということを忘れずに安全な散歩を楽しみたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
↓伸縮リードをもっと便利に使いたい人はこちらの記事からどうぞ↓
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