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【犬のしつけ・コツや注意点・飼い主の気持ち】心がおれる前に読んで欲しい

【犬のしつけ・コツや注意点・飼い主の気持ち】心がおれる前に読んで欲しい 犬のこと

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エイコ<br>さん
エイコ
さん

しつけにつまずかないように心構えをしておきたい。なんかある?

ぜひ知っておいてもらいたい心構えがあります!

どちらにしても結局しつけはしなくてはいけないので、気持ちよく楽しく取り組みたいものですよね。

そこで今回はしつけをはじめてがんばる方や、ちょっとしつけにお疲れ気味のあなたにお届けしたい

・たくさん犬のしつけの情報がありすぎて迷っている
・ちょっとしつけに疲れてしまった
・どうしてうちはうまくいかないんだろう?
・しつけをするときに必ず覚えておきたいことあるかな?

などについて実際にしつけで気持ちがおれかかったことのあるわたしが解説していきます。

わたしがつまづいた時に、実際に自分に言い聞かせ励ましていた内容です。

だれかが、早めに気づかせてくれてたらなぁ…

と、思ったのでどなたかの参考になりますように。

こちらの記事は【犬のしつけ】誰でもマネできるコツや注意点【しつけの上で知っていると役に立つ重要な犬の特性3つも紹介】という記事で伝えきれなかった内容をもっとくわしく説明するための詳細記事になってます。

【犬のしつけ】コツや注意点-飼い主の気持ち編-

ワンちゃんのしつけはとても重要ですが、愛犬との生活を楽しむ前にしつけで疲れ果ててはもったいないですよね。

心が疲れてしまうまえに、ぜひ知っておいてほしいことがあります。

実際にこころがおれかかった私がしつけの途中で気づいたポイントです。

それは

①信頼関係を重視する
②愛犬の特性や個性を理解する
③情報に溺れないように

の3つです。

詳しくみていきましょう。

【犬のしつけの注意点やコツ】①信頼関係を重視する

「犬は家族に順位をつけるから犬より偉くなくてはいけない。」

そんな話を聞いたことはありませんか?

恥ずかしながら、たくさんのワンちゃんと関わってきたわたしでもちょっと疑問は感じながらもやっぱり犬は家族に順位をつけるかもしれない。

なんて思ってしまっていました。

・犬より先にご飯を食べるように
・犬をお腹に乗せて自分が下にきてはいけない

そんな情報に惑わされていました。

でも、なんだかどこか疑問もあって…

そんな中、最近では

犬は家族に順位は付けない

信頼関係こそ大事だ

という情報を多く目にするようになってきました。

それ以来、自分の中のモヤモヤもはれてどっしりと構えることができるようになったのです。

だけど、やっぱり好き勝手にやらせてしまうと「飼い主のいう事を聞かない」などの問題行動にもつながるので、

信頼関係を築きながらも

主導権は飼い主が握っている

という状態がワンちゃんと暮らす上での理想的な形なのではないかと思います。

エイコ<br>さん
エイコ
さん

具体的にはどうやって主導権を握るの?

そうですね。

主導権を握る方法は日常の中にあふれていて

・ご飯の催促をさせない
・散歩の催促をさせない
・ハウスから出るときはマテをさせてから
・散歩に行く時はマテをさせてから

などを取り入れることによって主導権を握ることができますよ。

どれも飼い主の意識次第で、簡単にできるのでおすすめです。

エイコ<br>さん
エイコ
さん

え、でもなんか大変そうじゃない?

こうして箇条書きにしてしまうとちょっと大変そうな感じもしてしまいますが、簡単に言うと

飼い主が自分のペースに愛犬を巻き込む

っていう感じです。

・お腹に愛犬をのせちゃダメかな?
・ソファーにはのせない方がいいのかな?

なんて細かく悩んだりしつけをするよりも、そのあたりは自由にしながらも、主導権をしっかり掴んでしまう方がはるかに楽で簡単です。

エイコ<br>さん
エイコ
さん

それはそうかも。愛犬に合わせるんじゃなくて、自分のペースに愛犬に合わせてもらうことができたら快適だわ。

そうですよね。

ただ、自分のペースに巻き込みすぎて、愛犬の健康が損なわれることのないよう気を付けてくださいね。

要求されないから散歩に行かない。

とかではなくて、

自分の行けるときに連れて行ってあげる

こんなイメージですよ。

エイコ<br>さん
エイコ
さん

大丈夫大丈夫。わかってるよー。

よかったよかった。

あ、ちなみにこれらは主導権を握っておきたい場合のみ参考にしてください。

別に愛犬の言う通りに動いても、自分は何の問題ない

という時間にも気持ちにも余裕のある飼い主さんは気にしなくても大丈夫です。

ただ、日常で主導権を握っておくとその他のしつけなどもうまくいきやすいこともありますよ。

・自分のペースで過ごしたい
・なんだか愛犬がいうこと聞いてくれない気がする

そんな方はぜひ取り入れて欲しいです。

ここでは長くなってしまうので、詳細はこちらの↓
【犬のしつけ】こまかくしつけをしたくないなら4つのポイントをおさえて主導権を握っちゃおう
で詳しく解説してますので参考にしてみてください。

【犬のしつけのコツや注意点】②愛犬の特性や個性を理解する

ワンちゃんの種類ってたくさんあるし、その特性も様々なんですよね。

わかりやすくいうと、皆さんよくご存じのチワワちゃんは平均約2㎏程度ですが、グレートデーンなんていう馬のようにかっこいい超大型犬は60㎏以上もあるんです。

ちょっと極端な例ではありますが、同じ品種でここまで大きな差がある身近な動物ってあまりいないんじゃないかと思います。

ワンちゃんて、こんな感じの大きさの差に加えて人間と働く(主に狩猟や牧場など)ために、さまざまな改良がされているので

・鼻が良い子
(嗅覚ハウンド:ビーグル・バセットハウンドなど)
・目が良い子
(視覚ハウンド:イタグレ・ボルゾイなど)
・人間の指示通りに動くのが好きな子
(牧羊犬:ボーダーコリー・シェルティーなど)
・ただ可愛がられる為の子
(愛玩犬:チワワ・キャバリア・フレンチブルなど)
・人間が仕留めた獲物を回収するのが得意な子
(鳥猟犬:レトリーバー系)

参考記事:ジャパンケネルクラブ

など、その特性もたくさんあるし、それぞれ違って当たり前なのです。

で、何が言いたいのかというと…

あなたの愛犬が得意なことは、他のワンちゃんとは違う

ということ。

トレーナーさんがしつけのお手本で見せてくれるわんちゃんには、ボーダーコリーがよく登場しますよね?

ボーダーコリーって、牧羊犬だから人間の指示に従うのが得意なので、人間からのしつけのコマンド自体がいわばごほうびみたいなものなんだと思います。

いわば人間の子どもに例えるとボーダーコリーへのコマンドは答えるのが楽しいクイズのようなもの。

「クイズが好きな子に、たくさんのクイズを出してあげている」

そんな状態に近いのではないかと感じます。

ボーダーちゃんたちは、すごく楽しそうに次のコマンドを待っていますもんね。

わたしはニュージーランドの牧場に、ファームステイしていたことがあるので、牧羊犬の活躍もそばでみたことがあります。

牧羊犬のみんなは次の指示を今か今かとイキイキして待っていましたよ。

ボーダーコリーは「一番頭のいい犬」なんて言われることもあるほどで、人間の指示をきくのが本当に上手なんですよね。

あと、オーストラリアの保護シェルターでボランティアしたときに、保護犬へのトレーニングを指導してくれたトレーナーは、

「この子は好奇心があって、トレーニングに向いているからうまくいきそう。ちょっとやってみる。」

と、シェルターにいた雑種犬のトレーニングを一緒にしてくれました。

トレーナーが、しつけのしやすい子を選んだ。ということなのです。

だからやっぱりいくらトレーナーだからと言っても、ワンちゃん自体にしつけへの向き、不向きがあるのだと思います。

で、ここでは何が言いたいかというと

トレーナーさんたちのワンちゃんを目標にし過ぎない

というところです。

もちろん目標にするのはいいことです。

だけど、さっきお伝えしたようにあなたの愛犬は、トレーナーさんの愛犬とは別の特性があるのです。

だからトレーナーさん(もしくは動画など)のお手本通りにワンちゃんが動かなくても、落ち込まないでくださいね。

エイコさん
エイコさん

そうそう、動画のワンちゃんがテキパキ動いているのをみると、憧れる。でもうちの子はあんなにテキパキ動かないなぁー。なんてちょっと落ち込むこともある。

ついつい、動画のワンちゃんの行動を愛犬に求めてしまいがちですよね。

でも大切なことは、完璧を求めすぎずに

自分が今困っていることは何か?

を、優先しましょう。

もちろん、完璧なしつけは理想です。

いつでもワンちゃんの安全が守れるし、快適に過ごすことができるのも事実です。

だけど完璧なしつけにとらわれ過ぎて、せっかくの愛犬との生活が憂鬱になってしまうのではもったいないんじゃないかとも思うのです。

なので、

今取り組んでいるしつけの目標が高すぎてちょっと疲れてしまった

なんて時には

そのしつけができないと、本当に困るのか?

って、ぜひ一度立ち止まってみてください。

たとえばもしもそのしつけが

・散歩中引っ張られて転ぶ

ってことに対してであれば、ワンちゃんも人間も危険があるのでがんばる必要がありますが、

・横断歩道の手前で座る
・おやつなしでもいうことを聞く

などのしつけは、結構高度なのでとりあえず後回しでもいいのではないか?と個人的には思ってしまうのです。

とりあえず、

・横断歩道の手前で飼い主が止まれば止まれる
・とりあえずおやつがあればいう事を聞く

ということができれば、最低限の安全は守れますよね?

高い目標を持って、しつけに挑むのはとってもいいことです。

だけど、ワンちゃんとの生活が楽しめないほど悩んでしまってるのであれば、一度

このしつけができないと困るのか?

って立ち止まってみてください。

わたしも特に散歩中のしつけには

・横断歩道で座らせるべきか
・自分の左に付けて歩かせるべきか
・草むらで匂いをかがせない様にするべきか

などなど細かいことに悩み葛藤してきました。

そのたび、

いや、特に困らないか!

と自分が思った場合には、完璧を求めすぎずに我が家流にアレンジしています。

【犬のしつけのコツや注意点】③情報に溺れないように

最近はネットで犬のしつけに対するたくさんの情報が簡単に手に入るようになり、特にしつけ教室に通わなくてもある程度の情報が手に入るようになりました。

気軽に勉強ができるようになった反面、情報がありすぎて苦しくなってしまう事もありますよね。

しかも、「おやつで楽しくやろう」といっている人もいれば、「おやつに頼らずにやろう」など真逆の意見も見られます。

多分どちらも正しくて、それぞれのトレーナーさんの思いがあるのだと思います。

だけど、一般的な人間からするとどちらが正しいのか迷いますし、どちらを採用するのか悩みますよね。

エイコさん
エイコさん

うん、めっちゃ迷って結局どっちつかずの中途半端なしつけになっちゃう。

そうなんですよ。

それではワンちゃんもわかりづらいですよね。

なので、情報取集をしたら

自分がその方法で楽しくしつけを続けられるか?

を、基準に判断してみるといいですよ。

しつけは長期にわたって継続的に取り組まなければなければならないので、

飼い主さんが楽しく続けられるものが一番いい

と、わたしは思っています。

おやつを使ったしつけは、比較的簡単で初心者でも楽しんでしつけができる反面、ちょっと時間がかかることも。

おやつを使わないしつけは、タイミングや指示の強さリードの引き加減などが必要ですが、比較的早く身に付きます。

でもおやつを使わないしつけは、多くの経験をもとにそのタイミングや力加減にゆるぎない自信があるトレーナーさんがやるリードさばきだからこそ、失敗なくうまくいくのです。

初心者がそのリードさばきをとりいれるには強い気落ちと、絶妙なタイミングや力加減を学ぶ姿勢が必要です。

また、マズルを強く握る・叩くなどの不快なしつけは信頼関係を築けないだけでなく、失敗する可能性が高いです。

咬む・吠えるなどの問題行動につながってしまうこともたくさんあるのです。

なので、そういったワンちゃんにとって不快なしつけは避けた方がよいでしょう。

自分の気持ちにフィットするもの、愛犬の特性にフィットしているものを見極めていきましょう。

はじめはおやつをつかって楽しく覚え、ある程度までできるようになったら少しずつおやつを減らしていくそんなハイブリット型もおすすめですよ。

おやつをあげるかどうかハッキリさせたい人はこちらの
【犬のしつけ】おやつを使わないほうがいいの?【長年悩んだわたしのこたえ】
をご覧ください。

犬のしつけで先に気持ちがおれないように

ワンちゃんとの生活を楽しむ前に心がおれてしまったのでは、もったいないです。

そうなる前に今回お伝えしたポイントをこころのどこかにしまっておいてくださいね。

あなたと愛犬が無事に楽しくしつけを終えられるよう願っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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