今度初めて愛犬をつれてキャンプに行くんだけど、どんなことに注意すればいいかな?
キャンプに愛犬を連れていけるなんて、なんだかわくわくしちゃいますよね。
でも、犬を連れてキャンプをするときには
✓愛犬のため
✓自分自身のため
✓周りのキャンパーのため
注意しなくてはいけないことがいくつかあります。
犬連れキャンプの注意点を事前にしっかりチェックしておけば、安心してキャンプを楽しむことができますよ。
今回は犬をキャンプに連れていくなら、必ず知っておくべき
・注意点
・マナー
の2つについて解説していきます。
キャンプで困らないような対策をしっかり紹介しますので、参考にしてください。
わたしは
✓元動物看護師
✓手間なしキャンプが好き
✓キャンプ慣れした夫がいる
✓ズボラ
✓難しいこととか苦手
です。
犬連れキャンプの注意点
ではさっそく犬連れキャンプの注意点から見ていきましょう!
犬をキャンプに連れていく際に注意することは
①脱走
②気温の変化
③拾い食い・誤飲
④急病の際の動物病院の調査
の4つがあります。これらの注意点をそれぞれの対策と共にこまかく見ていきましょう!
①脱走
まず一番最初に気を付けるべきポイントは脱走です。
キャンプでは普段とは違う場所で過ごすため、愛犬が落ち着かないこともあるでしょう。
普段は大丈夫でもちょとした音などの刺激で、いきなり走り出してしまう可能性も考えられます。
脱走してしまっても慣れている場所であれば、自力で自宅に帰ることもあるかもしれませんが、遠く離れたキャンプ場となると探すのもひと苦労です。
また久しぶりに味わう自然が楽しくて、どんどん森の奥に迷い込んでしまうこともあるかもしれません。
こうしたことを防ぐ対策としては、
✓しっかりと係留しておく
✓犬が落ち着くまで目を離さない
✓普段から呼び戻しなどのしつけをしておく
ことが重要になってくるでしょう。
また、脱走してしまったときのために、
①たまにしかたべない
②いい匂いのする
極上おやつを用意しておくといですよ。
また、マイクロチップをワンちゃんの体内に埋め込むことで飼い主の元に戻りやすくなります。
とにかく自然と触れ合えるキャンプでは、人間だけでなくワンちゃんのテンションもあがりがちなので、注意して見守ってあげましょう。
それでも心配なときは小型のGPSを首輪に装着しておく方法もありますよ。
【脱走の対策】
・しっかり係留
・目を離さない
・呼び戻しのトレーニング
・極上おやつを持ち歩く
・マイクロチップを装着しておく
・心配ならGPSも検討する
②気温の変化
キャンプ経験者であればわかると思うのですが、自然界では昼間の気温と朝晩の気温がまるで違うこともあります。
昼間はぽかぽか暖かかったのに、夜は極寒!なんてことだってあるんです。
最近は猛暑の関係で、夏のキャンプではわんちゃんも熱中症への対策が必要です。
犬だからと甘く見過ぎずに、愛犬が気温の変化に対応できているかどうか見極めてあげて下さいね。
特に夏のキャンプは避暑地を選ぶなど、むりのない旅行を計画しましょう。
【温度差に対する対策】
・昼間と朝晩の気温差に注意
・夏場の熱中症に注意
・夏場は避暑地でキャンプ
③拾い食い・誤飲
キャンプ場はワンちゃんにとって魅力的なにおいがたくさんしますよね。
飼い主の食べ物をとられないようにするのはもちろんですが、森に生えているキノコなどの植物や、他のお客さんの食べ残しなどを間違えて食べてしまわない様に注意が必要です。
普段から、飼い主のご飯は食卓から与えないなどのしつけもキャンプでは役に立つでしょう。
【拾い食い・誤飲の対策】
・普段から食事の与え方には注意する
④急病の際の動物病院の調査
もしかしたら、急に愛犬の具合が悪くなることもあるかもしれません。
その時に備えて、事前にキャンプ場の近隣の動物病院をいくつかチェックしておくといいでしょう。
✓診察日(休診日が何曜日か?
✓診察時間(夜間もやっているか?)
✓口コミ
などを確認し、いくつか候補を用意しておくとかなり安心です。
【動物病院の対策】
・休診日を確認
・夜間やっているところを確認
・休診日がかぶらないよう複数の病院を確認
犬連れキャンプのマナー
続いては、合わせて知っておくべき犬連れキャンプのマナーを解説していきますね。
犬連れキャンプのマナーは
①リードでつなぐ
②近隣へのあいさつ
③無駄吠え注意
④最低限のしつけ
⑤排泄マナー
⑥立ち入り禁止区域への立ち入り
の6つがありますよ。詳しく見ていきましょう。
①リードでつなぐ
ワンちゃんを飼っている方のなかには
「うちの子は人懐こいし、どこにも行かないからリードでつながなくても大丈夫」
と、思っている方もいらっしゃるかもしれません。
でも、犬嫌いの人からしたらどんなに小さくても人懐こくても、リードをしていない犬が自分に向かってきたら恐怖です。
ちょっと煩わしいかもしれませんが、キャンプ場では自分のサイト内であっても、ワンちゃんはリードでつないでおきましょう。
どうしてもリードで繋ぐのがイヤな場合には、ワンちゃんをフリーにしておける柵付きのドッグフリーサイトを用意しているキャンプ場もあるので、そういったところを利用するといいでしょう。
リードで繋いでおくことは、自然に豊かな環境に興奮してしまったワンちゃんの脱走防止や連れ去り防止など、愛犬を守るためにも安心です。
②近隣へのあいさつ
もしもお隣近所のサイトにも利用者がいる場合には、「犬がいますので、なにかご迷惑かけたらすみません」と、ひと声かけておくといいでしょう。
どうしても距離が近いと吠えてしまう場合には、車やテントの位置に配慮してお隣サイトが見えないようなレイアウトにしてしまうのもおすすめです。
見えないだけで落ち着くこともありますよ。
もしも初めての犬連れキャンプが不安な場合には、平日などの空いてる時間帯で試してみるのもおすすめです。
③無駄吠え注意
普段吠えないワンちゃんでも、慣れない環境や布一枚だけで覆われたテントの中では落ち着かなくて、吠えてしまうこともあるかもしれません。
夜の寝静まったあとにひびく犬の鳴き声は、結構キョーレツです。
以前訪れたキャンプ場で、夜に定期的に吠えるワンちゃんがいて、犬に寛大なわたしでも「お願いだからそろそろ終わってくれー」と、思ったものでした。
無駄吠えが不安な場合にも、人の少ない平日に試してみることをおすすめします。
最悪は車の中にしまって、なんとかやり過ごすしかないでしょう。
普段から、吠えなくていいよ。と安心させてあげられるしつけが出来ているといいですね。
④最低限のしつけ
無駄吠え同様、キャンプにいくなら
✓呼び戻し
✓マテ
✓ハウス
のような最低限のしつけができていると安心です。
キャンプでは設営時や火の取り扱いなど、愛犬にそばに来てほしくないこともありますよね。
愛犬の安全のためにも、普段からハウスに入って待つなどに慣らしておくといいでしょう。
⑤排泄マナー
排泄させるときにはサイトから離れた通路などキャンプサイト内では、極力させないように気を付けましょう。
どうしても排泄が頻繁な場合にはマナーベルトなどを使用しておくのもおすすめです。
みんなが気持ちよく使えるように、細心の注意を払いましょう。
⑥立ち入り禁止区域
人のキャンプサイトに入ってしまったり、キャンプ場の立ち入り禁止区域に間違えて入ってしまわないように気を付けましょう。
特に、ワンちゃんが入れるところを制限しているようなつくりのキャンプ場では、「これより先はワンちゃん禁止」なんていう場所もあるでしょう。
事前にしっかりと確認をして、誰もが気持ちよく使えるように配慮したいところです。
まとめ【犬連れキャンプの注意点・マナー】
以上、犬連れキャンプの注意点
①脱走
②気温の変化
③拾い食い・誤飲
④急病の際の動物病院の調査
と、犬連れキャンプのマナー
①リードでつなぐ
②近隣へのあいさつ
③無駄吠え注意
④最低限のしつけ
⑤排泄マナー
⑥立ち入り禁止区域への立ち入り
について解説してきました。
初めての犬連れキャンプで不安な場合には、比較的サイトが空いていて人が少ない平日を選ぶと良いでしょう。
また、柵がありフリーにできるドッグフリーサイトや、一つの区画が大きめに用意されているキャンプサイトなどもおすすめです。
初めてのキャンプが人にとってもワンちゃんにとってもイヤな思い出になってはもったいない。
事前にしっかりと確認して、愛犬とのキャンプを思いっきり楽しんでくださいね。