グランドカバー植え方シリーズ①
ダイカンドラっていう植物がグランドカバーに人気らしいから植えてみたい
ダイカンドラは、お手入れが簡単な常緑のグランドカバーとして、最近人気があります。
なるべく手間をかけずに、自宅の庭が緑で包まれるなら嬉しいですよね。
そこで今回は芝生がはがれて土がむき出しになってしまった我が家の庭で、実際に行ったダイカンドラの種のまきかたを紹介します。
なるべく簡単なのがいいな。
安心してください。なにを隠そう、ズボラな私でも超簡単にできました。
- 簡単な常緑グランドカバーを探している
- ダイカンドラの種をまいてみたい
- 難しいことはしたくない
こんな思いをお持ちのあなたにズボラ大好きな私がご案内します。
種を撒いた後に養生シートをかけておいたことによって起きた嬉しい副産物の話も紹介しますね。
なぜグランドカバーにダイカンドラを選んだか、はこちらの↓
庭をドッグランに-5種類のグランドカバー候補から-からご覧ください
グランドカバー植え方シリーズ②芝生
グランドカバー植え方シリーズ③人工芝
グランドカバーの植え方シリーズ④クラピア
グランドカバー植え方シリーズ⑤クローバー
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ダイカンドラとは?
ダイカンドラは、常緑のグランドカバーで芝生よりもお手入れが簡単で見た目も可愛いと人気が出てきてるグランドカバーです。
タイルの周りをビッシリとダイカンドラが囲む姿を見たくて、我が家でも挑戦することにしました。
ダイカンドラって毒性はないの?ドッグランに使って大丈夫?
わたしも気になったのでダイカンドラの種を販売している「タキイ種苗さん」に
ドッグランに使用したいんだけど、ワンちゃんが口にしちゃっても大丈夫?
かどうか電話で問い合わせたところ「ワンちゃんが口にしてしまっても危険性はない。」とのお返事をいただきました。
でも、大量に食べてしまうのはあまり良くないと思うので気を付けてあげてくださいね。
ホームセンターでダイカンドラの苗を見かけたこともありますが、私はズボラが大好きなので実験を兼ねて種から撒いてみることにしてみました。
1袋目の種まきをしたのは3月29日だったので、種まきの時期にはちょうど良さそうです。
この表からするとこの夏に緑でいっぱいにするのはちょっと厳しいのかな?という気もしますが・・・。
踏圧にもまぁまぁつよく、冬でも環境によっては緑でいてくれるダイカンドラ。
なによりほとんどお手入れがいらないところに惹かれました。
とりあえず実際に育ててみて、今後も色々なことを検証していきたいと思います。
ダイカンドラの種の撒き方
今回ダイカンドラでいっぱいにしたい部分は小さな庭の半分(かなりざっくりで4㎡くらい)くらいに値するこれくらいの一部の範囲。
だいたい140×230くらいです。この範囲にまんべんなく種をまくためには1袋では足りませんでした。
追加で1袋購入して、まだ半分以上は残っている状態です。ちょっとケチってしまったかもしれません。
今後、成長の悪いところに補っていけたらと思っています。
タイルの周りにビッシリと生えて欲しかったので、余っていたタイルを飛び石のようにおいてみました。
本当に適当過ぎるくらい適当に、ポンポンポンと。
作り込まれ過ぎたものより、自然な感じが好きなので『ナチュラル』ということにしておきましょう。
でも、さすがに適当に置きすぎたかな?と少し不安になっています。
種のまきかたとしては、こんな感じの超ズボラな手順です。
- 土を軽く耕す
- 土を足し、種をまく
- 上から土をかぶせ、養生シートをかけておく
①土を軽く耕す
芝生がほとんどなくなり、むき出しになって固くなってしまった地面の土を小さなシャベルですくって軽く耕しました。
耕すといっても、画像のように本当に軽く。
実はズボラを極めたい私は耕さなかったらどうなるのかが気になって、半分は土を耕さずに種を撒いてみました。
耕さなかった場所も一応芽は出てきてくれましたが、いまだ成長を見守っている段階です。
1袋では足りなくなったため、種をまくタイミングが遅かったというのもありますが、やはり軽くでも耕したところの方がよく育っているような印象も。
もう少し観察を続け、ご報告しますね。
②土を足し種をまく
耕した地面にホームセンターで買ってきた『プランター用の土』をまいて軽く元の土と混ぜます。
ちなみに土には特にこだわりはなく、ホームセンターで一番安かったのでこれを選びました。
そしてふんわりやわらかくなった地面に直接種をぱらぱらとまきました。
あんまり考えすぎず、本当に適当に。
土をかぶせ養生シートで保護する
そのうえから優しく『プランター用の土』をサラサラとかぶせたら種まきは完了です。
ただ、我が家は小さい庭にも関わらず子供のお友達が結構遊びにきてくれます。
そのたびに種を植えた土を踏まないように注意するのが面倒臭いので(ズボラ!!)、ダイソーで買える養生シートをかけておくことにしました。
これで、みんな自然と踏み石の上を渡ってくれます。
(踏み石を渡った先にはこれまたDIYしたウッドデッキがあるので、そこで子どもたちは遊んでます。)
我が家の愛犬ビーちゃんを庭に出したときにも土を掘り返されずに済みますしね。
ちなみに参考程度に・・・の情報ですが、水やりは不織布の上からやりました。
あげてすぐはお水をはじいてしまっているようでしたが、時間をかけてしみこんでいるようだったのでそのままで。
でも、ちょっと心配だったので1ヵ月くらいで1,2回は不織布の下の様子をみたこともあります。
とりあえず基本的には不織布をしたままで大丈夫でした!
嬉しい副産物の話
愛犬と子供対策で設置した養生シートですが、なんと嬉しい副産物がありました。
養生シートをはずしてみると、芝生が復活していたのです。
土がむき出しになった状態でも、根っこは残っていたのでしょうか。まぁまぁな範囲で芝生が生えてきてくれました。
なので、我が家のグランドカバーは現在、芝生とダイカンドラが共演してくれています。
理想は芝生のはげてしまったところを狙って、ダイカンドラが穴埋めするように生えてくれること。うまくいけばいいのですが。
ちなみに、養生シートの下では雑草たちものびのびと成長しておりました・・・。
心地よかったのかなぁ・・・。
ダイカンドラの成長記録
- 3月29日に1袋目の種をまく
- 4月9日(約10日後)には少しずつ芽が出始める
- 4月19日に2袋目の種をまく
- 5月24日(約2か月後)1袋目の種をまいたところのダイカンドラが結構増えてきた
- 7月12日(約3ヵ月半後)ダイカンドラより芝生が多めになってきた
4月19日に2袋目の種を撒いた時(黒丸部分に撒きました。ちょうど木の陰が写り込んでしまい、わかりづらくてすみません。)には、赤丸のところに3月29日にまいた種の芽がこれくらい出ていました。
最初に出てくる芽は、こんな感じで細長いんですって(4月9日の写真)。別の植物みたいですよね。
5月24日頃には結構みどり色になってきているのがわかります。
なんとなくなんですが、シートで養生してなかったところは芽が出てないんです。
偶然なのか、日向に弱いのか。
この先シートを外したあとの観察も含め、検証していきたいと思います。
【7月12日追記】
養生シートをはずして1ヵ月以上が経過しました。現在の様子です。
こんな感じでいくつかのエリアにわかれてしまいました。
まだまだ地面は見えています。
現段階で言えることは↓
- 耕さなかった場所で芝生が復活した?
- ダイカンドラは芝生に負ける?
- 日向でもダイカンドラが枯れなかった
なんとなくなんですがダイカンドラの種を撒く際に丁寧に土を耕した場所には芝生が復活しておらず、適当に耕したor耕さなかったところに芝生が復活しているように思われるのです。
丁寧に土を耕したせいで芝生の根を切ってしまったのかもしれませんね。
ズボラのおかげで芝生が復活したといってもいいのかもしれません。
また、芝生が復活したところではダイカンドラが芽を出していないためダイカンドラは芝生に負けてしまうのかもしれません。
あとは5月の時点で養生シートのない部分には芽が出ていなかったため、もしかして養生シートをはずしてしまうと枯れてしまうのかな?と予想していたのですが、大丈夫でした。
でも、防草シートをしていた5月のときと比較すると葉の色がちょっと黄色くなり勢いが衰えている気がしないでもないです・・・。↓
せっかく復活してくれた芝生も大事にしながら、引き続き経過観察を報告していきますね。
ビーちゃんのドッグランにするために庭が緑で覆われるまでには、もう少し辛抱強くまたなくてはいけないようです・・・。
【9月 追記】
前回から1ヵ月半ほど経った庭の様子はこちらです。
ダイカンドラは写真の手前側にも生えて、一番手前のブロックのところだけなんとなくびっしり感が味わえるように。
暑い日が続いたせいか、写真左上の芝生エリアがちょっと茶色っぽくなってきてしまって…。
近づいてみると
こんな感じでまたもや謎の植物が生えて芝生が負けている様子…。
でもまだ芝生が残っている部分も。
近づいてみると
芝生のあいだからダイカンドラが顔をだしていました。
うまく共存して土を隠してくれたらいいのですが。
今までの比較写真はこちら
うん。まぁまぁ茂ってきたかも。でもまだ土がみえてる…。
あとは今月(9月)にもう一度種をパラパラしてみる予定です。
ダイカンドラで愛犬にも優しいグランドカバーを簡単に手に入れよう
ダイカンドラを植えてみて現時点でわかっているポイントや注意点としては
- 土は少しは耕した方がよい
- 養生シートをかけると芝生が復活!雑草も元気!
- 日向には弱いのか?
- 数か月程度では爆発的には増えていない
という感じです。
きっと住宅環境によっていろいろ異なるかと思いますので、あくまでも我が家での注意点やポイントになります。
もう少し観察を続けて、またご報告ができたらと思います。
夏には庭が緑でビッシリと覆われる!・・・ますように。残念ながら夏までには無理でした。
【2022年2月追記】
写真の頃(9月初旬)をピークにあれ以上は広がることなく初めての冬を迎えました。
常緑とはいえ、環境によってまちまちってことでしたが…
我が家の環境では、こんな感じですっかり寂しくなってしまいました↓
なんだか寒々としています。
春が来るのを一応まって、またグランドカバーについてはもう一度考え直したいと思いはじめています…。
記事に関連するリンクまとめ↓
グランドカバー植え方シリーズ②芝生
グランドカバー植え方シリーズ③人工芝
グランドカバーの植え方シリーズ④クラピア
グランドカバー植え方シリーズ⑤クローバー