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【犬のしつけ】おやつを使わないほうがいいの?【長年悩んだわたしのこたえ】

犬のこと

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エイコさん
エイコさん

犬のしつけでおやつを使うと楽しめるんだけど、使わない方がいいって情報もあるから迷っちゃうんだけど?

そうなんですよね。

わたしもけっこう悩みました。

だけどいろいろ考えたり調べた結論からいってしまうとわたしは

「おやつを使ってしつけをしてもいい」

というこたえにたどり着きました。

ただ、おやつを使わないメリットもちろんあって…。

そこで今回は初心者の方にもわかりやすいように

・おやつのメリット
・おやつを使わないメリット
・結果どうする?

について簡潔に解説していきます。

最近読んだ海外で犬の行動学を研究している人の本によって、わたしの心はやっと固まりました。

わたし
わたし

わたしは

・元動物看護師
・しつけの基本を学校で学ぶ
・ニュージーランドでファームステイ
・オーストラリアのドッグトレーナーから指導をうけたことも
・愛犬のしつけに奮闘中
・複雑なことは苦手

犬のしつけではおやつ使わない方がいいの?【おやつのメリット】

エイコさん
エイコさん

そういえばさ、しつけのごほうびっておやつ以外にもなんかあるの?

はい、ありますよ。

しつけのごほうびになり得るものは

・なでて褒めてあげる
・おもちゃで遊んであげる
・おやつをあげる

などがあげられます。

このなかでどんな犬種でもほぼ間違いなく(もしかしたら例外もあるかも)喜んでくれるのがおやつなんですよね。

エイコさん
エイコさん

なるほどね。だから初心者にもわかりやすくておすすめなんだ。

そうなんです。

おやつを使うしつけのメリットとしては

・飼い主が取り組みやすい
・愛犬が楽しめる

ということがあげられます。

複雑な手順があまりないので、ワンちゃんにも伝わりやすいのが魅力です。

なんといっても「お互い楽しめる」というのが最大のポイントではないでしょうか。

ワンちゃんの中にはなでられたり、褒められたりすることにそこまで喜びを感じない場合もあるのです。

そんなワンちゃんでも、おやつを使えば簡単にテンションをあげてもらえますよね。

わが家の愛犬ビーちゃんはどちらかというと、

おやつ>なでられる

という感じの比較的ドライなタイプです。

【犬のしつけ】おやつを使わないメリット

エイコ<br>さん
エイコ
さん

でもやっぱりおやつを使わない方がいいっていうのも見かけるよ?

そうですよね。

なので、続いては「どうしておやつを使わない方がいいのか」をみていきましょう。

おやつを使わないメリットには

・飼い主との信頼関係が固くなる
・いつでもコマンドが聞ける

ということがあります。

おやつがなくてもコマンドが聞けるようになるのが、大きなポイントですね。

わたしは忘れん坊で、散歩におやつを持っていくのを忘れてしまうことなんかもあるので、おやつなしでいうことをきいてくれるのは助かります。

また、飼い主がなでて褒めてくれることで愛犬との信頼関係がアップすることにもつながります。

ただ、なでてもらったり、遊んだりにあまり興味がない場合には、おやつなしで新しいことを教えるときに飼い主もワンちゃんも根気が必要なこともあるでしょう。

【犬のしつけ】おやつを使ったしつけのポイントまとめ

エイコさん
エイコさん

それぞれのメリットはよくわかったよ。じゃあ具体的にどうすりゃいいの?

わたしが出した答えは

両方採用する

というやり方です。

いいとこどりって感じですかね。

具体的な使い分け方はこんな感じで

【おやつを使う時】
・新しいことをおしえるとき
・気を引きたいとき(吠え癖など)

【おやつを使わず褒めるだけのとき】
・コマンドにしたがえたとき
・やってほしいことをしているとき
(ピンポンがなっても吠えないなど)

こんな感じで考えるのが、わかりやすいでしょう。

あまり褒められることに興味がないタイプの子なら、はじめはなでて褒めてあげたあとにおまけでおやつもあげたりすることからはじめ、おやつの頻度を徐々に減らしていく方法がおすすめです。

褒められることにあまり興味がない子はいても、褒められるのが嫌いな子はあまりいないと思うので、少しずつ喜びを感じてくれると思います。

ドライなビーちゃんも褒められるのが嫌いなわけではありません。

やっぱりほめてあげると、嬉しそうにしてくれますから。

以上、長年しつけでのおやつの使いかたについて悩んでいたわたしがたどり着いたおやつの使いかたのポイントは、両方のいいとこどりのハイブリット型となりました。

同じ悩みを抱えている方のヒントになればうれしいです。

このあと、わたしがドイツや海外の状況を調べたり経験したこと、本を読みおやつに関する答えをだすにいたった経緯についてちょっと説明しますので、興味のある方はついでに覗いていってくださいね。

\その他のしつけ記事はココから/

経緯のつづきを読んでみる↓

おやつを使わない?【悩みの道のり】

悩みの発端は1度だけ行ったことのあるしつけ教室のドッグトレーナーさんが「おやつを使わないしつけ」を採用していたこと。

「おやつがあると、おやつのために動いちゃうから」

という理由でした。

なるほどなぁ、と思ったわたしは、楽しくしつけをしたかった本心を胸にしまいこみ、少しためらいながらもおやつなしのトレーニングにチャレンジしてみることに。

ビーちゃんの可能性もみてみたかったし。

その後自宅に帰ってきてからも数日続けてみたのですが、なんだかドキドキしてしまって全然楽しめなくて…。

ビーちゃんも全然楽しそうじゃないし…。(おやつを使わないからといって、叩くようなトレーニングではありませんでしたよ。念のため。)

なによりトレーナーさんのところでお手本をみせてくれたボーダーちゃん(一番頭がいいともいわれているボーダーコリーという犬種)ぜんっぜん楽しそうじゃなくて…。

ニュージーランドでイキイキとした牧羊犬(ボーダーコリー)の姿を見たことのあるわたしには、あんなにやる気のないボーダーちゃんの姿はある意味衝撃的でした。

なので、そのしつけ方法ではなかなかモチベーションが上がらず、結局おやつをあげる方法に切り替えることにしたのです。

ビーちゃんはどちらかというと、褒められることにはそれほど興味がなく、食べ物の方が効果があったのでしばらくはおやつを使ったトレーニングを続けていました。

でもトレーナーさんが言っていた「おやつのために動いちゃう」という言葉もずっとこころのどこかで気になって…。

散歩トレーニングで壁にぶち当たる

その後、散歩中に引っ張ったり他のワンちゃんに吠えたりする行動に悩むようになったのです。

世界的な感染症の影響で、満足な社会化(いろいろなものに慣らす)ができなかったのも理由の一つかもしれません。

ひっぱりに関しては、おやつを使ったトレーニングでも徐々になくなっていったのですが、吠えに関してはなかなか落ち着かなくて…。

いろいろなしつけ情報を参考に

・ワンちゃんがいたらおやつで気を引く
・大人しくできたらごほうびをあげる

という方法をやったものの、ビーちゃんの中では他のワンちゃんに対する興味がうわまってしまいなかなかうまくいきません。

やっぱり「おやつをあげるトレーニング」ではうまくいかないのかな?なんて落ち込んでしまうことも。

そこで、海外の様子はどうだろうとピンタレスト(画像検索サイト)などでも探してみたのですが、やっぱりおやつをあげて楽しそうにしつけをしている動画がほとんどで…。

そうだ、ペット先進国のドイツ(ワンちゃんは街をノーリードで歩き、公共交通機関にもケージなしで乗れるそう)はどうかな?

と調べたところやはりドイツのしつけでもおやつが採用されているようです。

先進国のドイツでもおやつを使っているんだ。

と、安心したものの

このまま続けてていいのかなー。どうしたもんかなー。

と、相変わらず吠えに関しては頭を悩ませていました。

「おやつのために動いちゃう」という言葉もやっぱりひっかかってしまうし…。

そんななか、最近読んだ海外の犬の動物心理研究者が書いた本『イヌは愛である「最良の友」の科学』に興味深いことが載っていて…!

その本でわたしの悩みを解決してくれる助けになったのは、

・必ずしもなでられるのがごほうびにならない子がいること
・本の中にもおやつを使ったトレーニングの話が登場していたこと
・ワンちゃんはなでられると気持ちがおちつくこと
・おやつよりなでられることを選ぶワンちゃんもいること

という内容でした。

今まで感覚でしかわかっていなかったようなことを、科学的に証明してもらったような体験でした。

なので、どうやらなでられることがあまりごほうびになっていなそうなビーちゃんにとってはおやつで気を引くのも有効だと確信することができたのです。

ただ、さきほどお伝えしたように

・飼い主との信頼関係が固くなる
・いつでもコマンドが聞ける

などの「おやつを使わないしつけ」のメリットにも魅力を感じているので、我が家はいいとこどりのハイブリット型を採用することにしたのです。

その他にもいろいろ対策はしましたが、おかげで最近は他のワンちゃんとすれ違うときの吠えや引っ張りはかなり落ち着きました。

やっと、ずーっと疑問におもっていたしつけとおやつの悩みが解消されたので、気分が晴々しています。

散歩の引っ張りに関するくわしい奮闘記に関しては長くなるので、【犬のしつけ奮闘記・引っ張り】失敗から学ぶ理想のトレーニングでご覧くださいね(吠えに関する記事は現在準備中です)

最後までよんでいただきありがとうございました。

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