犬を迎えるときにはやっぱり完璧にグッズをそろえておかなきゃだめだよね?
初めて犬を迎えるときの準備にはそんな風に思ってしまいますよね?
でも実は意外と迎える初日にすべて揃えておくよりは一緒に生活しながらのほうがピッタリの物をみつけられることもあるのです。
とはいえ、これだけは初日にないと焦るというものだって存在します。
私の場合は愛犬ビーちゃんをボランティアさんから引き取ったので、必要なものはすべてトライアルのときに持ってきてくれました。(ありがたやー)
そうして過ごすなかで、わんちゃんと暮らすために準備するべきものはやまほどたくさんありますが、最初にすべて揃えなくてもとりあえず最低限のものさえあればなんとか大丈夫なんだな。と思ったりもしました。
そこで今回は
とりあえず初日にこれだけそろってればなんとか過ごせる
という犬を迎える初日に最低限必要なグッズを4つ紹介します。
・おしゃれな犬グッズが欲しい
・まず何をそろえるべきか知りたい
・初日になくても大丈夫なものは?
・機能も重視したい
・ワンちゃんも快適なものを
・ハッピーなグッズを揃えたい
こんな疑問のアレコレを解決します。
最低限必要なものはこのページで全て揃えられますよ。
とりあえずで間に合わせられる代用品の紹介もしていきますね。
ハッピーな犬グッズで毎日のお世話をハッピーに!
わたしは
・元動物看護師
・小さなころから実家で犬と猫と暮らしてた
・オーストラリアの保護シェルターでボランティア活動
・愛犬ビーちゃんは保護犬
そんな背景があります。
ワンちゃんも飼い主もハッピーなグッズとは
ワンちゃんのグッズは見ためを優先するとワンちゃんの使い心地が悪かったり、かといって使い勝手を優先するとデザインがイマイチだったりなこともあるんですよね。
できればわんちゃんにとっても快適で飼い主にとっても使い勝手がいいものがいい。
そんなわがままをかなえてくれるのが、「ハッピーなグッズ」というわけです。
初めて犬を迎えるときに最低限必要な物
まずは、犬を迎える初日に絶対に必要なものは
・フード
・ペットシーツ
・サークル(ケージ)
・食器
の4点です。
食事やトイレに関わるものは初日から必ず必要になります。
また慣れない環境で安心できるようなワンちゃんの居場所も必要ですね。
フード
フードはそれまでいた場所(保護ボランティアさんやペットショップ)で食べていたものと同じものをあげられるのが理想です。
どんなものを食べていたかメーカーなどを保護ボランティアさんなどに確認しておくとよいでしょう。
環境が変わるだけでもストレスなのに、食事まで急にかわってしまうとお腹をこわしてしまうこともあるので注意が必要です。
仔犬の場合にはご飯をふやかしてあげていることが多いので現在はどのくらいまでふやかしてあげていたのか具体的に(どれくらいのドライをどれくらいのお湯でふやかすかなど)確認しておくと安心です。
ペットシーツ
仔犬のころは排泄の回数がかなり多い(1日10回以上)ので、大量のペットシーツが必要です。
まだ1回の量はそれほど多くないから吸収力にはあまりこだわらず、質より量って感じでたくさん入ってるペットシーツで充分でした。
1週間しないで使いきってしまうこともあったように記憶してます。
最初のころはかなり頻繁にペットシーツを買い足しに行っていました。
サークル(ケージ)
ケージ(屋根アリ)・サークル(屋根なし)・クレート(小屋みたいなやつ)どのタイプでも大丈夫なのですが、注意するポイントはこの2点です。
・将来の大きさ
・脱走しづらい
特に中・大型犬の場合には仔犬の頃のサークルのままでは確実にせまいです。
そんな子には拡張できるタイプのものがおすすめですよ。
ただ、仔犬の小さい体がすり抜けてしまうものやサークルだと天井がないため、よじ登って脱出が可能ですので気を付けてください。
我が家の愛犬ビーちゃんも天井のないサークルだったので初日に脱走しちゃいました。
百均のワイヤーネットと結束バンドで簡易的に天井をつけてしのぎ何とか脱走を防ぐことに成功。
でもある程度成長するとビーちゃんの脱走願望も落ち着き、今は(というか我が家に来て数か月経ったころにはすでに)天井無しでも大丈夫になりました。
食器
ご飯を食べたり水を飲むための食器は滑ったり動いたり傾いてこぼれたりしないよう、ステンレスや陶器などずっしりと重量感のあるものがおすすめ。
とりあえずであればプラスチックでも大丈夫ですが、食事が済んだらすぐに下げないとお皿をかじってしまうので注意です。
食器も大型犬の場合には、成長とともに買い替えが必要になるかもしれません。
とくに大型犬の水のみはたっぷり入るうえに安定感の良いタイプがいいですよ。
あとからでも間に合う・または代用できる犬のグッズ
なかには初日までに急いで買わなくても、様子を見ながらそろえられるものもありますよ。
これらのものは一緒に暮らしながらそろえるのでも遅くはありません。
ただ、保護犬などで成犬を迎えたのであれば散歩グッズなどはすぐにそろえてあげましょう。
散歩グッズ
首輪
おもちゃ
ドッグベッド
散歩グッズ(あとからでも間に合う)
仔犬で迎えた場合初日はゆっくり休むべきですし、ワクチン前の抱っこ散歩が許されたとしても散歩グッズ(散歩バッグや水飲みなど)が必要になるのはまだまだ先です。
抱っこ散歩をするなかで、出会う先輩ワンちゃんのグッズを参考にするのもいいでしょう。
もしも、迎えた子が成犬の場合には本犬が落ち着いているなら散歩にもいけますので準備しておくとよいでしょう。
首輪(あとからでも間に合う・代用できる)
意外と始めは首輪が苦手なワンちゃんも多いんですよね。
そんなときにはちゃんとした首輪ではなくて毛糸やリボンのような軽くて細いものを首に巻いてあげて、少しずつならしていくのもいいですよ。
毛糸やリボンに慣れてきたら首輪を準備してあげましょう。
ワクチンを打ちに動物病院にいく前くらいまでを目安に通常の首輪やリードに慣れさせてあげるといいでしょう。
抱っこで連れていく場合にも念のため首輪やリードをしておくと慣れない場所で万が一愛犬がパニックになったときにも、捕まえやすかったりします。
ちゃん
命綱なんだなー。
おもちゃ(あとからでも間に合う・代用できる)
ついついおもちゃをたくさん買って揃えてあげたくなってしまうのですが、意外とワンちゃんにもおもちゃの好みがあるのです。
犬はボールが好きでしょう?
と、たくさん買っておいても実は
ちゃん
引っ張りっこの方が好きだなー
なんてこともあります。
いくつかの種類を揃えるのはいいですが、あとは実際に遊んでその子の好みを見ながら買い足していくのがいいですよ。
最悪、家にある古い靴下やタオルだってワンちゃんにとっては立派なおもちゃになります。
でも、間違って食べてしまわないように人が見ていないときにはとりあげるよう注意が必要です。
ドッグベッド(あとからでも間に合う・代用できる)
ワンちゃんが安心できる寝床があるといいですね。
保護犬の場合にはもともと使っていて自分のにおいのついたクッションなどをもってきてくれることもあります。
ビーちゃんも愛用のクッションを持参してくれました。
クッションやドッグベッドも犬種によってはサイズがすぐに小さくなってしまったり、仔犬のうちは何かと(トイレの失敗やご飯の食べこぼしなど)汚れる機会が多いので、頻繁に洗濯したりします。
そのためちょっと分厚くて洗いづらいドッグベッドをすぐに買う必要はなく、まずは洗いやすいバスタオルや毛布などで代用するのもいいでしょう。
タオルや毛布をいくつか重ねてあげればフワフワベッドの完成です。
結構自宅のクローゼットにどこかでもらったフリースやタオルがあまっていることってありませんか?
この機会にぜひ使っちゃいましょう。
我が家が実際使っている(いた)ハッピーなグッズたち
さて、ここでは実際に我が家が使っている(もしくは使っていた)ハッピーなグッズを紹介します。
準備すべきもののイメージがより具体的になりますように。
ハッピーなフード
フードは今まで食べていたものと同じものを与えられるのが理想です。
我が家がお世話になったボランティアさんは「シュプレモ」というものをあげていたので、わがやでも継続してあげることにしました。
安過ぎず、高すぎず(ホントはちょっと高いとおもった。)中身にもこだわっているので安心してあげられるフードでワンちゃんも飼い主もハッピーです。
パッケージに書いてある給与量の目安からするとビーちゃんは20キロ予想で300g~350g/1日。
単純計算だと10日で1袋?!
もちろん体の肉付きと相談して微調整はありますが・・・。
やっぱ高いな。でも他の中身がよさげなのはもっと高いし今までこれを食べていたんだしってことで頑張りました。
たしか6キロ入りとかだともう少しお安くなった記憶が。
その後ビーちゃんの食いつきも体調も、出てくるものも調子がよかったし、「シュプレモ」は成犬用もあるのでずっとこのフードにお世話になろうかとおもっていたのですが・・・。
ビーちゃんに大豆・牛肉(その他チキンなども少し)アレルギーがあることがわかりそこから長い長いアレルギーフード探しの旅が始まったのでした・・・。(ガビーン)
ハッピーなペットシーツ
我が家のペットシーツの歴史(?)を少しご紹介。
仔犬の場合最初はペットシーツの消費量が半端ないです。
なので、とりあえずホームセンターにいって一番たくさん入っていて安いものを選んでいました。
その後おしっこの回数が減って量が多くなってくると、安いものでは吸収が悪いこともあるので「デオシート」に変えました。
ボランティアさんのところにこちらの商品を寄付しているかたが多かったので試しに使ってみたところ吸収がよく、使い勝手がよかったです。
皆さんさすがいいものをよく知ってるなー。
またまたその後、だいぶビーちゃんのトイレ事情も落ち着いて余裕が出てきた頃には、ペットシーツ独特のあの水色な感じがいやになり、炭が入ったグレー色のタイプのものを選ぶようになりました。
炭の消臭機能もあるようですがどちらかというと、見ために惹かれて。
グレーのペットシーツなのでインテリアを邪魔せずいい感じなのが気に入りました。
あの水色が・・・と、気になっていた方はぜひ(実際に我が家が使っていたものです。)↓
ペットシーツなのになんかおしゃれ!っていう不思議な感覚が味わえます。
そしてそして体重が20キロになるころにはレギュラーサイズでは小さくなりワイドサイズを2枚使う方式へと変更になったのです。
以上我が家のペットシーツの歴史でしたっ。
ハッピーなサークル
価格もけっこうするし、できれば買い替えたくないサークル類。
部屋の面積を占める大きなものなので、インテリア性も捨てられません。
そのうえ、ビーちゃんは雑種だったため将来の大きさがわかりませんでした。
我が家の場合、始めはボランティアさんがサークル(脱走した例のやつ)を貸してくれたので、少し時間をかけて選ぶことができました。
そして我が家が選んだのはこちら↓
かじれない
拡張で広くなる
おしゃれ
まさに犬も飼い主もハッピーなサークルです。
木製のものもおしゃれだし気になったのですが、絶対かじってダメになると思ったのでこういうかじれない素材のタイプに。(おかげさまでかじられてません。)
仔犬のうちは小さいサイズで使い、大きくなったら買い足して拡張することができるので、我が家にはピッタリ!
リンク先の「ナチュラルペットフード」のHPの説明がわかりやすく、拡張のイメージがしやすかったのでこちらで「プランD」という正方形のタイプを購入しました。(配置次第では長方形にもできます。便利!)
でも柵の幅が広いので小型犬の仔犬さんにはすり抜けて脱走しないための工夫(プラダンを張るなど)が必要です。
もしもその他のおしゃれなグッズも一緒に揃えたい方は「free stich」というお店もおすすめです。
サークルの屋根や、サークルに付けられるおしゃれなストレージバッグなどもそろってます↓
楽天市場
どのグッズも写真も雰囲気よしです。(楽天・yahooのアカウントがない方はこちらの公式サイトへ)↓
ハッピーな食器
↑カラフルで滑り止め付きの犬用食器 楽天市場より
食器は初日から必要なものではありますがとりあえずはじめは自宅にあるつかっていない食器などでも代用できますよ。
ワンちゃんの性格や大きさが落ち着いてきてからゆっくりいいものを選ぶのもいいかもしれません。
我が家の場合は食器もボランティアさんが持ってきてくれました。
ステンレス製で底にシリコンがついているので滑りません。
便利だったのでとりあえずでボランティアさんのと同じものを購入し、結局そのまま継続して使ってます。(同じ商品は見つけられなかったので似ているものを↓)
我が家のはシリコン部分がブルーです。
欲をいえばシリコン部分がグレーとかなら見た目も大満足なのですが、これは犬のハッピーを優先しました。
すべらないので食べやすいですよ。
ズボラなわたしには衛生管理が重要な食器たちはこんなシンプルなものが向いているようです。
よりおしゃれを求めるのであれば陶器もいいですよね。(割れないように取り扱いに注意)
あと、ビーちゃんは早食いの傾向もあったので、これも使っています。
あとあと、ボランティアさんがこんな水入れをもってきてくれて・・・↓
よく見かけるちびちび飲むペットボトルの給水器に似ているのですが、お皿がついているところがみそです。
ワンちゃんが思いっきりごくごく飲めます。
サークルに付けられるので元気なわんちゃんでもひっくり返す心配がなく、ペットボトルを設置することで新鮮なお水をたっぷり入れておくことができとっても便利。
お水を補充するときもペットボトルだけを簡単に外すことができるので、ズボラなわたしにピッタリでした。
でも新しく買う予定のサークル(スカンジナビアンケージ)には付けられないことと、もう少し黒とかグレーとかの落ち着いた色があればいーなー。という視点からとりあえず水入れもご飯と同じステンレスの食器を使っています。
ハッピーなグッズでワンちゃんを迎えよう
おしゃれで機能的なだけでなく、ワンちゃんを迎えるときに初日から必ず必要な「ハッピーなグッズ」
フード
ペットシーツ
サークル
食器
4点を紹介しました。
散歩グッズ
首輪
おもちゃ
ドッグベッド
は、初日までに急いでそろえておかなくても、様子をみながら揃えれば大丈夫です。
でもなかなか近くにお店がなかったり忙しくて選んでる時間がない場合には、初日からすべて揃えておくのも、もちろんアリですよ。
あなたのライフスタイルに合わせて決めてくださいね。
とりあえずこんな方法もあるよ。っていうスタンスでご紹介してみました。
犬用グッズは他にも、クレートなどのおでかけドライブグッズや、爪切りやシャンプーなどのお手入れセットもそのうち必要になってきます。
おしゃれなドッググッズはたくさんありますが、できれば機能やワンちゃんの快適性も重視したいですよね。
ワンちゃんを迎える決心がついたなら、ぜひ今回紹介したワンちゃんも飼い主さんもハッピーになれる商品を試してみてくださいね。
↓記事中にチョコチョコ登場したボランティアさん通称「ボラ山さん」についてはこちらの記事をどうぞ↓
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