エイコさん
保護犬を迎えるときにトライアルっていうのがあるみたいなんだけど…それってなに?
「動物病院での勤務経験」があり「国内外の保護シェルターでのボランティア」をしたり「実際にトライアルを経て保護犬を迎えた」ことがあるわたしが、トライアル期間をすっごく簡単に説明するならば
と、いう感じでしょうか。
決して
と、わたしは思っています。
わが家の愛犬で元保護犬のビーちゃんを迎えるとき「トライアル」という言葉を聞いたときには
何かテストみたいなのでもあるのかな?
とちょっとドキドキしてしまったのですが、そんなものはありませんでした。
なにかテストのようなものを受けるわけではなかったです。
・トライアルってなにするの?
・期間はどれくらい?
・失敗することもあるの?
・なぜトライアル期間が必要なの
こんな疑問を解説していきます。
記事の後半では、実際のトライアルの様子をビフォー・アフターの写真付きで紹介しますので、参考にしてください。
【この記事を書いているわたしは】
・元動物看護師
・子どもの頃から迷い犬・迷いネコと暮らす
・学生時代の論文で保護犬とセラピードッグについて研究
・オーストラリアの保護シェルターでボランティア活動
・現在保護犬ビーちゃんと暮らす
という背景があります。
保護犬のトライアルとは?
「トライアル」という言葉がついているものの、迎える側は正式譲渡と思っていれば問題ないです。
正式譲渡と違うのはトライアル期間中には、こまめに団体やボランティアさんと連絡をとることくらい。
たとえトライアル中に大変なことがあっても、一生を共にする覚悟で迎えるといいでしょう。(お互い初めての環境で、大変なことがない方がおかしいくらいなので…)
期間はどれくらいなの?
保護団体にもよりますが、だいたい2週間から1か月程度のことが多いようです。
実際にトライアルを経験してみたわたし個人の感覚で「トライアル」とは
新しい飼い主(里親)のための制度
というよりかは、大切な保護犬が
のように解釈しています。
残念ながら…虐待や転売などの目的で応募する人々もいるようです…
保護犬のトライアルってなんのため?【トライアルの目的と理由】
そもそも保護犬のトライアルとはどうして行われる必要があるのか…。
そんな目的と理由を解説していきます。
①飼い主との相性を見る
保護犬の場合にはペットショップで迎えるワンちゃんと違い、成犬であることも多いです。
成犬の場合にはいい意味でも悪い意味でも性格がすでにきまってしまっているので、
里親さんとの相性をみる作業
が必要になってきます。
とはいえ、多くの場合はトライアルに進む前にボランティア側と、面談が複数回行われることがあります。
きちんとした団体では家族全員で面談をすることをすすめています。
そのため「男の人が苦手な保護犬」「お子さんが苦手な保護犬」などとの実際の相性を確認できるので、トライアル前に人間側とのミスマッチを予防できるのです。
逆にお子さんが苦手な子(犬)だったはずなのに、そこの家庭のお子さんとなら不思議と大丈夫…なんて運命的な出会いもあるかもしれません。
〇運命の出会いがあるかもしれないので、家族全員で会いにいく
②先住ペットとの相性をみる
人間との相性よりも大切になってくるのは、先住ペットとの相性です。
団体によってはトライアルなしというところもあるようですが、わたしは
先住ペットがいる場合にはトライアルは必ず行う
ことをおすすめします。
人間と一緒に先住ペットを施設での面談に連れてきて、おおよその相性を見ることはできますが、外で会うのと自分のテリトリーに入ってくるのでは全く話が違うのだと思うので…
先住ペットとの相性だけは、やってみないとわからない…
保護犬を迎える側から「トライアル」の中止を判断する基準はこの
先住犬ペットとの相性
一択なのではないか?とすら感じています。
なかには、
「トライアルがあるし、合わなかったらすぐに返せるから保護犬を」
という考えの方も一部いるようなんですが、わたし的にはトライアルというのは
里親(引き取りたい人)の都合で返せるシステム
なのではなくて、なにかトラブルがあった場合に
送り出す側(団体など)が
里親から返してもらえるシステム
なんだと、実際のトライアルの経験から解釈しています。
引き取りたい人が気軽に返していいという制度ではないということですね!
保護犬トライアルの流れ
ここでは一般的な保護犬トライアルの流れを「自分のトライアル経験」やボランティア先の団体のリアルと共に紹介します。
①譲渡会や施設などへの訪問
②希望の子が見つかったら応募
③面会や面談(場合によっては複数回あったり、散歩をしてもらうことも)
④施設側が大丈夫そうと判断したらトライアルへ(期間は団体によって異なる)
⑤トライアル開始(ボランティア団体への報告)
⑥トライアル終了(正式譲渡)
わが家の場合もこのような流れでした。
自分が保護ボランティアスタッフをしている施設の様子を見ていると「トライアル」とはいえ、正式譲渡につながることがほとんどです。
これは職員さんたちが「2度と保護犬に寂しい想いをさせたくない」という強い想いから、丁寧に里親候補の方々との面談や面会を繰り返していたからだと思います。
残念ながらトライアルが中止となるのは「トライアル期間中」に起こることが多く、無事にトライアル期間が終わった時点で「思ってたのと違うから返します」というシステムではないのです。
保護犬のトライアルに必要なもの
保護犬のトライアルは団体によってない場合もあります。
トライアルがある場合にも期間は1週間から1ヵ月などさまざまです。
団体の判断で、トライアル期間がのびることも縮まることもあるようですよ。
それでは実際のトライアルが始まる前にトライアルで必要なものをチェックしておきましょう。
トライアルとはいえ、ほとんどの場合が正式譲渡につながります。
なので、トライアルであってもワンちゃんを迎えるための準備が最低限必要になってきます。
【トライアルで準備するもの】
・ケージ
・ペットシーツ
・水入れ
・エサ入れ
・ベッド
・フード
・首輪
・リード
など、基本的なものを準備しておきましょう。
あとは、もともといた場所(団体など)で使っていたクッションや毛布のようなものがあると安心するようです。
団体やボランティアさんによってはトライアルの期間はケージなども貸してくれることがあるので、相談してみてくださいね。
わが家の場合は、ほとんどボランティアさんが貸してくれました。ありがたやー。
保護犬トライアルの注意点
保護犬のトライアルにかぎらず、ペットを迎えたときに共通するのですが環境に慣れるまではかまい過ぎないように注意しましょう。
ケージやクッションなど安心して過ごせる場所を用意してあげて、
・睡眠
・食事
・排泄
ができているか気にかけるようにするといいでしょう。
〇迎える前に、飼い主も保護犬も快適に過ごせる環境を整えておきましょう。
先住ペットがいる場合
先住ペットがいる場合にはさらなる注意が必要です。
先住ペットとのトラブルでありがちなのは
〇先住ペットの元気がなくなる(食欲なくなる・下痢するなど)
〇どちらかが攻撃的になる
〇年齢の違いから遊びが成立しない
などが考えられます。
トライアル中のワンちゃんが緊張しているのはもちろんですが、先住ペットだって
新しい仲間が増えてビックリしている
と思いますので注意してあげてくださいね。
先住ペットへのケアが成功のカギ
まずは後から来た子(保護犬)をケージにいれたままにするなど、
距離をすこしずつ縮めていくように気を付けましょう。
人間の場合でも兄弟が産まれた場合には上の子を優先するとうまくいくといいますし。
つい、トライアル中のワンちゃんに気を取られがちですが、どちらにも配慮を忘れないようにしたいところです。
先住ペットさんがお年寄りの場合には、若者犬の相手は体力的にきついこともあるので要注意です。
また、先住ペットが猫ちゃんである場合にはさらなる配慮が必要になりそうですよ。
↓詳細記事はこちらから↓
犬と猫どちらも飼いたかった私がまず犬を飼った理由
保護犬のトライアルは残念ながら失敗することもある【失敗の理由】
トライアルには、失敗しちゃうことってあるの?里親の軽い気持ちとかもあるのかな?
わたしのお世話になったボランティアさんの話によると、残念ながらトライアルから戻ってくる子もいるようで・・・。
そんなトライアルが中止になる理由は
先住ペットの相性が悪いこと
が多いようですが、そのほかにも
ボランティアさんが厳しそうだな、と判断した場合に返却してもらう
こともあるそうですよ。
そちらのボランティアさんでは、里親の軽い気持ちでの返却はほとんどないそうです。
それだけ、トライアルに出す前にボランティアさんが里親さんとよく相談し、里親の皆さんは
覚悟をきめて保護犬を引き取っているのだと思います。
わたしも犬を迎えようと決めるまでは2年ほど悩み(悩みすぎ…)、覚悟を決めてビーちゃんに会いに行きました。
ワンちゃんを迎えるための覚悟は絶対必要だよね。ちなみにボランティアさんが厳しそうと判断するのはどんな場合なの?
ボランティアさんの判断の中には、預かってすぐなのに(ワンちゃんが新しい環境に慣れてもいない)しつけがうまくいかないなど
・里親さんのワンちゃんに求めるものがはじめから大きすぎたり
・ボランティアさんのアドバイス通りにしてくれない場合
などがあるようです。
なるほど、それは困るもんね。トライアルに失敗する理由って、他にもなにかある?
先住ペットとの相性やボランティアさんの判断の他に考えられる理由は、
・保護犬の警戒心が強すぎた場合
・里親側にアレルギーがでてしまった
ことがあげられますよ。
わたしは
「アレルギーが出たらどうしよう・・・。」
と、なかなかわんちゃんを迎える一歩を踏み出せませんでした。
でも、思い切ってビーちゃんを迎える前に子どもと一緒にアレルギー検査を受けることに。
心配性なんです…
アレルギー陰性(アレルギーなし)の結果を見たおかげで、晴れ晴れとした気持ちで安心してビーちゃんを迎えることができました。
検査は必須ではないですが、アレルギーがネックになって前に進めないかたはぜひ検査を検討してみてください。
検査で一歩踏み出せる!
ネット上には
〇しつけが大変
〇プラスチック製品を噛む
〇自分には大きかった
〇トライアル期間中に家庭環境になれなかった
など、事前の面談でわかるようなことや、人間の努力次第でどうにかなりそうなものも見かけました。
トライアル前の面談や面会の重要性がよくわかります。
「トライアル」があるとはいえ、正式譲渡と思って覚悟を決めて申し込んでくださいね。
保護犬トライアル よくある質問
実際にボランティアとして譲渡会に参加したり、ネット上で調べるなかでありがちな質問がいくつかありますので紹介します。
Q.保護犬が家庭環境に慣れるまでの期間は?
これは個体によって差があるので、一概には言えません。
到着してすぐにリラックスしてしまうこともあるでしょうし、2週間などのトライアル期間を終えてもまだ緊張していることもあるかもしれません。
特に成犬や「人馴れしていない保護犬」の場合には、ボランティア団体とよく相談してゆっくりと付き合ってあげてください。
Q.トライアルの初日に気を付けることは?
トライアル初日は保護犬も緊張しています。
しつけなどはあとまわしにして、とにかく安心して過ごせるように配慮してあげるといいでしょう。
〇匂いの付いたタオル
〇使い慣れたペットシーツ
〇食べなれた食事
などをボランティアさんと協力して準備しておくといいでしょう。
最初は慣れずに体調を崩すこともあるかもしれませんが、不安なことはボランティア団体に相談しながらリラックスして取り組みましょう。(以下に紹介する、わが家の実体験も参考にしてください)
実際の保護犬トライアルはこんな感じでした
ここからは実際のトライアルがどんな感じだったのかをお話したいと思います。(ビフォー・アフター付き)
我が家がお世話になったボランティアさんのトライアル期間は2週間でした。
ビーちゃんは他の兄弟のなかでも比較的慎重なタイプと聞いていたので、もしかしたらビクビクしてしまうかな?と心配していました。
でも我が家に来たときは、結構堂々としていてボランティアさんが気づかないうちにソーっと帰ったあとも、特にパニックになることもなく落ち着いていました。よかった。
リビングにつながる部屋をしばらくビーちゃんの部屋として使う感じです。
トライアルに準備したもの
我が家の場合にはボランティアさんが全てもってきてくれたので、わたしが用意したのは湯たんぽとロープのおもちゃのみ。
ケージもフードもクッションもペットシーツも水飲みも食器もぜーんぶ持ってきてくれました。
一緒に生活をしながら少しずつ必要な物を揃えていくことができたのですごく助かりました。
ビーちゃんは中型犬だし、実際の大きさはまだこの時期にはわからなかったのでケージを何度も買う必要がなかったのはすっごくありがたかったです。
ちなみにこの頃の体重は6キロ程度と小さい(でも小型犬よりはすでに大きい・・・)ですが、現在は20キロくらいになりました。
将来の予想ができないのが雑種の仔犬の醍醐味です。(とかいいながら、どれくらいまで大きくなるのか内心ドキドキもしてました)
トライアル中の過ごしかた
わたしは専業主婦なので、トライアルの間(特に来てから1週間くらい)はなるべく留守番をさせなくても済むように、買い物はネットスーパーで済ませたり、夫が帰ってきてからにしたりと工夫していました。
その間にもハウスに慣らせるトレーニングは平行してたのですがまだ買い物をできるほど長時間はできなくて。
トイレはすでに半分おぼえていたようで、あまり失敗して大変だった記憶はありません。
でもかなーりの量のペットシーツが消費されていったのは覚えてます。
そのころつけていたビーちゃん日誌をみてみると、トライアル期間にすでに掃除機やピンポン、電話などの音には慣らしていったみたいです。
いわゆる仔犬期にやるべきとされている犬の社会化というやつですね。
トイレはできるし夜はまだケージに入れることができなかった(というよりかしなかった)ので、夫かわたしのどちらかが、交代でリビングのソファーで眠ることにしていました。
その後家に慣れてきた1ヵ月後くらいから少しずつ夜はケージで過ごせるように慣らしていきました。
ちなみにトライアル中は
初日、2日目,3日目、1週間後など
こまめにボラティアさんと連絡を取る機会がありましたよ。
その間に困ったことがあれば相談できるので、初めてわんちゃんを迎える方でも安心です。
さまざまな音や環境にならし、ストレスを減らす仔犬の社会化についてはこちらから↓
初めて犬を迎える方にも「保護犬」をおすすめできる理由はこちらから↓
トライアル中のエピソード
いくつか語り継がれる(?)トライアル中のエピソードをご案内します。
今となっては笑えるものですが、当時は結構焦りました。
わたしもいっぱいいっぱいだったのかもしれません。
もっと余裕をもって楽しめたらよかったなー、とも思っています。
では、もしも興味があればみていってくださいませ↓
夫にビビりまくる
初日から家族全員いたので、夫にも子どもにもあっという間になれて夫の膝で眠ったりしていました。
でも夫は次の日仕事があったので、昼間は留守に・・・。
すると、夜に帰宅した夫がビーちゃんに近づくとパニック!!!!
ビーちゃんは「こないでー」って逃げ回っていました。
え?!昨日ひざで寝てたのにもう忘れちゃったのぉ?ってな感じでした。
少し時間が経ち
「あ、昨日のひとか。」
と理解し再び夫の足の間でなでなでしてもらっていたのですが、夫が
「よかった。大丈夫みたい。」
と、声を発した途端ダッシュでまた逃げていってしまったのです。
どうやら夫の(男の人の)低い声が苦手なようで・・・。
ちゃん
低い声はなんかちょっと怖いよなー
正直このときばかりは、先行きが不安になりましたがその後は理解したようで逃げ回ることはなくなりました。
我が家にきたときは2,3か月の仔犬だからあまりまだ「怖い」とかの感情は少ないはずなのですが・・・。
ビーちゃんは野犬の仔犬だし、一時的にセンターにもいたようなのでかなりのビビりさんなのだと思います。
1歳半になった現在も、まだまだ落ち葉や転がっている植木鉢に恐る恐る近づくなど、ビビりは健在です。
ケージから脱走
初日はまだペットシーツの成功率がよくわからなかったので、ケージに入れて寝てみることにしました。
でも、まだまだ仔犬で昨日までは兄弟で寝ていたのに、初めてきたおうちでひとりでしかもケージで寝るなんて今思えばかわいそうな話ですよね。
でも当時のわたしは
「かわいそうなんて思わないようにしなきゃ。しつけは始めが肝心」
なんて意気込んでいたので、一生懸命ケージで寝る練習をさせようとしてました。
必死になりすぎてたと思います。
はじめはわたしもケージの前で寝ていたのですが、もしかして姿が見えない方がいいのかな?なんておもって、ビーちゃんから見えない場所に移動することに。
そしたら不安になったのか、ケージを乗り越えて脱走し駆け寄ってきました。
そりゃぁ、初日だもん不安よね・・・。
がんばったんだなー
今なら初日くらいしつけだなんていってないで、たくさん抱っこして安心させてあげたらよかったのに。
と思います。でも当時のわたしは初めての犬のしつけで必死だったんだな、と思います。
あー、あのちいちゃなビーちゃんをもっともっと抱きしめてあげたかったなー。と後悔しています。
ご飯食べない
我が家に来た日はご飯を食べてくれたのですが、ケージを脱走してビーちゃんにとっては試練の夜を過ごしてから、朝ごはん・昼ごはんをあまり食べなくなってしまいました。
ボランティアさんと相談して、犬用のミルクを混ぜてあげるようにしたら少しずつ食欲が戻り2,3日後くらいにはちゃんと食べるようになってくれました。
それ以来、しつけに必死になるのはほどほどにして、ビーちゃんのペースに合わせてゆるりとやっていこうと思ったのでした。
やっと我に返ることができました。
【まとめ】保護犬トライアルはあってないようなもの
保護犬のトライアルについて解説してきました。
最後に簡単にまとめてみると・・・。
トライアルとは里親が
保護犬を簡単に返せるためのシステム
なのではなく、
送り出す側(団体など)が
里親から返してもらえるシステム
ということ。
残念ながら
トライアルに失敗してしまう理由
としては
・先住ペットとの相性が悪い
・犬の警戒心が強すぎた
・里親にアレルギーが出た
・その他ボランティアさんの判断
が多いです。
いってみれば万が一のための制度なので、特にトライアルだからと
構える必要も怖がる必要もないのです。
受け入れる里親側は、
これは正式譲渡なんだと思って過ごせばいい
だけなんです。
そのなかで、なにかどうしても対処できないことがでてきたらボランティアさんなどと相談して解決していくといいですよ。
自宅にワンちゃんを迎えたらわたしのようにしつけに必死になる前に、まずはワンちゃんを安心させてあげてくださいね。
ドキドキわくわくのトライアル。
私の失敗をもとに、あなたに少しでも気持ちの余裕が生まれたらうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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