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【犬のしつけ奮闘記・引っ張り】失敗から学ぶ理想のトレーニング

犬のこと

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エイコさん
エイコさん

うちのこグイグイひっぱるの。正直つかれるし本犬ほんにんも大変なんじゃないかな?

わが家の愛犬ビーちゃんとの散歩もまさにそうでした…。

グイグイ引っ張られる散歩は、ワンちゃんもハァハァ大変そうだし、飼い主としては身も心も疲れてしまいますよね。

わたしもずっと「飼い主とワンちゃんのあいだのリードがたるんでいる散歩」が憧れでした。

でも根気よくトレーニングをすればきっと引っ張らないようになりますよ。

エイコ<br>さん
エイコ
さん

だけど、ネットにある情報は結構試したんだけど…。

そうなんですよね。

犬のしつけはたくさんネット上でみることができますが、限られた文字数で伝えなくてはならないこともあり

その通りにいかない

ってこともあるんですよね。

そこで今回は、ネットにあるような一般的な方法ではうまくいかなかったわたしが、アレンジした内容を紹介します。

・一般的な方法じゃダメだった。
・もう色々やりつくした。
・本当に引っ張らなくなるのかな?

そんなあなたの不安を解消します。

我が家の失敗を含めながら、細かく説明していくので参考になったらぜひ次の散歩で実行してみてください。

わたし
わたし

わたしは

・元動物看護師
・しつけの基本を学校で学ぶ
・ニュージーランドでファームステイ
・オーストラリアのドッグトレーナーから指導をうけたことも
・愛犬のしつけに奮闘中
・複雑なことは苦手

【犬のしつけ・引っ張り】我が家のリアル

まずは我が家がどのような道のりを歩んできたのかをザックリご紹介します。

我が家の愛犬ビーちゃんは、元保護犬なこともあり性格としては基本ビビりさんです。

近所でできるかぎりの社会化をやっていたにもかかわらず、ワクチンが終わったあと近所をビクビクせずにあるけるようになるには半年近くかかりました。

なので、散歩デビュー間もなくのころは、ひっぱりのトレーニングというよりかは、

散歩に慣らすことを優先

していました。

ビクビクしていたのでそんなにグイグイひっぱっていくほどの気持ちもなかったように思います。

そして散歩にもなれてきた生後10ヵ月あたりから本格的なひっぱりが始まりました。

でもちょうどそのころ、

アレルギー症状(皮膚がかゆい)が出てしまい

そっちに気がとられて、引っ張りトレーニングはあまり本気でできなかったような記憶があります。

その後、アレルギー検査をしたりしてアレルギーと上手に付き合えるようになってきたころ、

今度はひざを痛めてしまい、安静。

なかなかひっぱりトレーニングはうまく進みませんでした。

もうそのころには1歳を過ぎてしまって、力もどんどん強くなっていました。

そんなこんなで、アレルギー・安静と並行したうえで、

本格的に「引っ張りトレーニング」を始めたのは1歳を過ぎてから

になってしまったのです。

我が家でやったこと【犬のしつけ・引っ張り】

では、実際に我が家がやったひっぱりに対するトレーニングの内容を見ていきましょう。

実際に我が家がやったことは

・ひっぱったらとまる
・ひっぱったらすぐ逆方向へ
・そばにいたらご飯をあげる
・公園でリーダーウォーク

でした。

どれもしつけ本や、ネットでみることがあるかもしれませんね。

動物看護の学校でも

「ひっぱったら逆方向へ」

の内容は定番の方法として勉強しました。

ただ、ビーちゃんに引っ張りのトレーニングをしたのはすでに1歳になって少し大人になったころ。

わちゃわちゃの仔犬時代に比べると、それなりに自我も芽生えています。

そのうえビビりなビーちゃんはこれらのしつけすべてがうまくいったわけではなかったのです。

うまくいかなかったこと【犬のしつけ・引っ張り】

さきほど紹介した

・ひっぱったらとまる
・ひっぱったらすぐ逆方向へ
・そばにいたらご飯をあげる
・公園でリーダーウォーク

のなかで、ビビりのビーちゃんにすぐに成功したのは「ひっぱったら止まる」のみ。

あとは色々な理由でうまくいきませんでした。

ここでは、うまくいかなかった理由とそのアレンジ法をひとつずつ紹介していきます。

ひっぱったらすぐ逆方向へ

引っ張りに対するトレーニングの定番ともいえる

「ひっぱったらすぐに逆方向へ」

というしつけ。

動物看護師の学校でもしつけの時間に勉強しました。

このトレーニングのポイントは、「無言で」「目も合わせずに」その動作を行うことなんですが…

ビーちゃんはすでに1歳で性格としてはビビりだったため、そんなわたしの奇妙な動きにパニックになってしまいました。

今までは楽しく歩けていたのになんで急に?

って気持ちもあったんだと思います。

何も声をかえてもらえないのはなんだか不安だよなー。

結局しっぽを足の間にしまいこんで不安げにわたしについてくるようになってしまいました。

怖いとき・不安なとき、ワンちゃんはしっぽをしまい込んでしまいます。

さすがにかわいそうだたので、この方法は断念。

せめて「こっちだよ。」と、声をかける方法に切り替えました。

そうすると、あまりパニックになることはなく

あー、そっちなのねー。

って感じでついてきてくれるようには、なりました。

まだまだビビってしまい完璧ではなかったですが…。

なので、「ひっぱったらすぐに逆方向へ」

好奇心旺盛で元気いっぱいの子

の方(さらにはあまり深く考えない仔犬時代の方)がうまくいくのではないかと思います。

愛犬の個性に合わせてチャレンジしよう

そばにいたらご飯をあげる

次は散歩で歩いている時に

飼い主のそばにいるとご飯(おやつ)をもらえるから、そばにいよう

と思ってもらうために

「そばにいたらご飯をあげる作戦」

をやってみることに。

これはビビりのビーちゃんでも比較的うまくいきました。

でも、ご飯をたべてから散歩にでかけるので、ご飯にあまり注目が集まらなくて…

そんななか、

朝ごはんをあげずに散歩にいくといい

という情報をみつけさっそくトライ。

ご飯への注目は高まったのですが、お腹が空き過ぎたビーちゃんは散歩の途中で吐いてしまって…

どうやらビビりのビーちゃんは、消化器官も敏感なご様子。

なので我が家では朝ごはんの半分程度をあげてから、少し休憩をはさみ散歩にでかけることにしました。

これなら、

腹ペコではないけれど、もっとご飯欲しい

っていう状態を作れたので、うまくいきました。

あとは、動画で見たのを参考に

公園のベンチにただすわってビーちゃんがこちらをむいたらご飯をあげる。

聞きなれないものや人がいても

落ち着いていたら褒めてあげる。

というのも並行してやっていました。

「吠え」に対するしつけの下準備にもなりますよ。

エイコ<br>さん
エイコ
さん

でも散歩のたびにごはん(おやつ)をあげるとなんだか太りそうだね。

そうですね。

余分におやつやご飯をあげてしまうと太ってしまうので、注意です。

ちなみに散歩中にあげるご飯は、朝ごはんにあげる予定のものです。

わたしは朝ごはんを半分あげて、残りの半分を散歩に持っていくようにしています。

余分にあげてしまうと太ってしまうので、その他ご飯を減らすなどで調整するように気を付けましょう。

「そばにいたらご飯をあげる作戦」のポイントは

・ビビりのビーちゃんでも調子よい
・腹ペコ過ぎ、ご飯(おやつ)のあげすぎ注意

公園でリーダーウォーク

そばにいたらご飯をあげる作戦

で、結構うまくいってはいたのですが、もう少し強化したいと思い、

公園でのリーダーウォーク

にチャレンジすることに。

ウロウロ歩く飼い主に、ひたすらついていくトレーニング。ぴったり横に付いて歩くリーダーウォークとはちょっと違うかも。

じつはこれもあんまりうまくいかず…

失敗してから気づいたのですが、初めて取り組むならただの通い慣れた小さな公園ではなくて

ところどころにベンチがあったり遊具が点在しているような広めの公園が特におすすめ

です。

なぜかというと、飼い主の歩く通りについてきて欲しいので、ワンちゃん次の行動を予測しづらくしなくてはなりません。

通いなれた公園だと、なんとなくコースがバレてしまっていたりしていたのでビーちゃんの場合にはあまりうまくいきませんでした。

そこでときどきいく大き目の公園に行ってみることに。

芝生広場に遊具やベンチ・テーブルなどが点在しているので、その間を歩いてみたり遊具の周りを一周してみたりと色々な動きができました。

ビーちゃんとしては次の行動の予測がつきづらかったみたいで、自然とわたしの後をついてあるいてくれるようになりました。

慣れない公園という緊張感もあったかも。

うしろをついてきてくれることを褒めてあげましょう。

まだまだ完ぺきではないのですが…こういったトレーニングをこれからももっと重ねていこうと思います。

公園でのリーダーウォーク

愛犬が予想できない動きができるだだっぴろい公園がおすすめ

結局どうなった?【犬のしつけ・引っ張り】

結局我が家でうまくいったのは、

そばにいたらご飯をあげる作戦

でした。

これにプラスして

ちょっとひっぱったら立ち止まり、ビーちゃんが気づいてそばに戻ってきたらご飯をあげる

ということもやっていくことに。

戻ってこなくても、立ち止まったときにリードがピンとはってなければOK

あとは、ビーちゃんに余裕があるときは私の方をみて歩くようになったので、ついでに

アイコンタクト(立ち止まってわたしと目が合ったらご飯をあげる)

おすわり

まて

ついて(まだ微妙)

なども段階的に取り入れられるようになりました。

気が向いたときにすこしずつ

あとは、以前紹介した主導権を握る方法も取り入れています↓

【犬のしつけ】こまかくしつけをしたくないなら4つのポイントをおさえて主導権を握っちゃおう 

飼い主のペースに愛犬が合わせてくれるようになり、快適ですよ。

愛犬が興奮しやすい場面を減らします。

いろいろありましたが、2歳になったいまでは家の近所は憧れの「リードをたるませて歩く」ことができるようになりました。

とりあえず、近所をゆったりと散歩ができるようになってたのしい!

ただ、家族で新しいところに行くとまだ興奮してひっぱってしまうこともあって…。

みんなでのおでかけは楽しくて興奮しちゃうみたい

まだまだ完璧ではないので、慣れない場所に関してはまた少しずつトレーニングをしていこうと思います。

はしゃいでいたら落ち着くまでひたすら待つ

このあたりもまた、ご報告できたらと思います。

失敗から学ぶ理想の引っ張りトレーニングとは

我が家の失敗から学んだことは

まだひっぱりで困っていなかったとしても散歩に行けるようになったらすぐにトレーニングをはじめる

ということ。

わんちゃんが自由に歩き出し、先入観がはいるまえに散歩とは引っ張らないものなんだと、最初からワンちゃんにおしえてあげるのが一番ですね。

最初が肝心!たのしく教えられる!

ただ、我が家のようにビビりなワンちゃんもいると思います。

その場合はじめから散歩でたくさん歩かせようとがんばるのではなくて、まずは近所の公園などでおやつをつかってたのしみながら散歩中に飼い主の近くいるメリットを教えてあげたいところです。

最初は散歩にならなくてもいいのかも。飼い主としては早くたくさんお散歩したいけど。

それぞれのワンちゃんの性格や特性があるので、いろいろ試してその子に合ったものを探してあげてくださいね。

まだまだ我が家も散歩のしつけは継続しています。

一緒に頑張りましょう。

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